2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2012/4/7 土曜日

前売り券/あらかじめ決められた恋人たちへライブ

今日は前売り券が印刷所から届いた。夕方ユーロスペースに納入。特典のポストカードとともに。プレイガイドは来週に納入。

夜、あらかじめ決められた恋人たちへのワンマンライブを見に行った。とてもよかった!見ながら何度か涙が出た。ノイジーな轟音と骨太なリズムと繊細なピアニカ。なんでこんなにかっこよくて切ないんだろう。新曲も素晴らしかった!

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:43:15

2012/4/6 金曜日

『ブラックパワー・ミックステープ』/『加地等がいた』

 午前中、印刷所から事務所に映画『モバイルハウスのつくりかた』のチラシが届く。いいチラシが出来た、と僕は思う。宣伝の原田さん、デザイナーの高木さんのおかげ。これから自分でも撒かないとね。(明日は、あらかじめ決められた恋人たちへのライブで配布させてもらう。)

その後、試写で「ブラックパワー・ミックステープ〜アメリカの光と影〜」というドキュメンタリー映画を見た。この作品のミソは、60年代後半から70年代にかけての黒人の運動がスウェーデンのフィルムからたどられているところ。昔の映像に現在の黒人ミュージシャンなどのインタビュー音声が被さり、運動の意味が検証されていく。ブラックカルチャーを描いたドキュメンタリーは数々あるが、運動の政治性を正面から描いているのは貴重。4月28日から公開。それにしても、アーカイブ映像について考えていた。本作は16mmフィルムで撮られた映像を使っているが、その生々しさが印象的。はたして、40年後今のデジタル映像がきちんと残っているのかを考えるとちょっと心許ない、と思うのだがどうだろう。

もう一度、事務所に戻って、前売り券に付けるポストカードを受け取る。

夜は、『加地等がいた―僕の歌を聴いとくれ―』http://kajihitoshi-movie.perfect-world.me/ というドキュメンタリー映画を見た。昨年、若くして急逝したフォークシンガーのドキュメンタリー。とてもいい映画だった。正直言って、加地等の歌はうまくないと思うし、ギターもうまくないと思うし、姿もカッコいいとは言いずらい。けど、歌が沁みてくる。そして、映像もどこかついでに撮った映像のようでぶっきらぼうなんだけど、加地等のぼそっとした佇まいと妙にあっている。僕は最近、ドキュメンタリー映画というのは、せいぜい、こういう人がいる(いた)、ということが映画から感じることが出来れば十分じゃないか(でもそれはとても難しいことでもある。ただ映っていてもそうはならないから。)などと考えているのだけど、そういう意味ではタイトル通り、「加地等がいた」と感じさせてくれたのでよかった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:01:02

2012/4/5 木曜日

印刷物

昨日も書いたが、新作のチラシが明日、納品。土曜日にはチケットが納品。来週火曜日にはポスターが納品。これで宣材は一通りそろうことに。いよいよだ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:16:54

2012/4/3 火曜日

第2回試写

今日は午後1時から『モバイルハウスのつくりかた』の第2回マスコミ試写。朝からテレビでは今日の天気が台風並みの暴風雨になる、と言っている。前回は雨だったし、天気にとことん恵まれていない。こんな日に人が来てくれるのか不安になりながら、会場に向かう。午後1時にはまだそれほど風雨も強くなく、多くの方に来ていただけた。ありがたかった。終わるころには、風雨も強くなってきたので、早めに帰宅しようとしたら、電車は朝のラッシュ並みに満員だった・・・。今週、チラシ・チケットの印刷が出来る。ポスターも明日入稿。残るはパンフレットのみだが、こちらはもう少し先になる。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:36:22

会議

今日は夜、『渋谷ブランニューデイズ』の会議があった。なんだかんだとずっと上映委員会の会議に出ているのだが、本作は突然、劇場公開が早まり、宣伝がなかなか追いつかない。それでも、やっといろいろ形が見えてきたので、もうひと頑張り、といったところだろうか。4月28日(土)から渋谷UPLINK Xで公開。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:12:18

2012/4/2 月曜日

『friends after 3.11』(劇場版)

今日は『friends after 3.11』(劇場版)(監督:岩井俊二)というドキュメンタリー映画を見た。昨年の震災以後、岩井俊二が出会った人たちに(主に)インタビューをした映画。テレビ放送したものの劇場版、とのことだが僕はテレビ放映版を知らないので比較は出来ない。内容のことより、僕は撮影のことがずっと気になって見ていた。この作品で、今のところ被災地で撮られたドキュメンタリー映画は大体、見れたのではないか、と思う。各々の作品に関して、色々思うところはあるし、比較もできるかもしれないが、とにかく今は、「見た」ということを大切にしたい。長期的にまだまだ撮り続けている監督もいるので、これからも様々な作品が生まれてくるだろう。出来るだけ、今後も見続けなければ、とは思っている。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:11:44

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