松井冬子展
今日は横浜美術館に行って、「松井冬子展」を見てきた。多分、単純に「好き・嫌い」のレベルで書くと、まぁ、積極的に「好き」とは言えないだろうなあ、と思う。個人的には幽霊を書いたシリーズが好きだった。ただ、実物を見て感じたのは、日本画の新しい可能性を感じさせてくれたことだった。今、松井冬子の絵が人気があるのは、様々な他のジャンルとも共通項があるような気がする。俗な言い方になるが、生と死、狂気、傷つきやすさなどのテーマはいろんな所に見れるだろう。同時に、そういう表現がなぜ支持されるのか、というのが現在なんだと思う。そのことはよく分かった。