『さなぎ』/会議2つ
今日は午前10時に第5回大倉山ドキュメンタリー映画祭に行って、三浦淳子監督の『さなぎ~学校に行きたくない~』というドキュメンタリー映画を見た。3日前に完成した、出来たばかりの新作。長野県に住む、不登校になった少女のドキュメンタリー。僕は映画を見ながら、とても豊かな映画だな、と思った。豊か、というのは映画に流れる時間のこと。映画は丁寧に主人公の少女が近所の友達と遊んでいる様子を映し出す。テレビなどでは、ちょっとした情景描写としてさらっと映すかもしれないが、とてもゆったりと、長い時間見せてくれる。長編ドキュメンタリー映画のいいところは、こうしたゆったりとした時間の流れにあると思う。だから、はじめ不登校で4年生からまた学校に戻るのだが、同時に近所の中ではぐくまれていくことがよく伝わってくるのだった。映画は小学校3年生から6年生時代が中心。そして、少しびっくりするようなラストシーンが待っているのだが、ここでは書かないでおこう。
その後、バイオハザード予防市民センターの幹事会。事務局長が休みだったので、僕が司会に。
さらに夜は、『渋谷ブランニューデイズ』の上映委員会会議。