2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2012/1/11 水曜日

作業

今日は一日中、事務所にて某映画の作業。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:55:55

2012/1/10 火曜日

作業/会議

今日は日中、事務所にて某映画のダビング作業。(夜、ミスが発覚して明日やり直し・・・。)

夜、『渋谷ブランニューデイス』製作委員会(今や上映委員会?)の会議。今後の展開を話し合う。会議直前、明るい話題が!話がうまく進めばいいのだが・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:50:37

2012/1/9 月曜日

東京スカイツリー

今日は散歩がてら、久しぶりに東京スカイツリーに行ってきた。今年5月のオープンを控え、テナント施設や駅周辺も工事が急ピッチで進んでいる。さすがに、随分、雰囲気が変わっていた。それでも、近くから見ると、いかに狭い土地に建っているかが分かり、圧迫感を感じてしまう。今日が休日ということもあって、すごい人だかり。周辺の方は大変だろうなあ。開業後も展望台に上るには予約がいっぱいらしいので、当分、上れそうにないな。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:15:47

『普通に生きる』

今日は『普通に生きる』という、ドキュメンタリー映画を見た。昨日が初日だったのだが、行けなかったので2日目に行った次第。静岡県富士市にある生活介護事業所でら~とを描くドキュメンタリー。映画の冒頭、重度の障害を持つ兄妹が出かける準備をしているシーンから始まる。何気ないシーンだけど、撮影者と写される人たちの信頼関係があってこそ撮れるとてもいいシーンだ。昨日、土井監督が「ドキュメンタリー映画は撮影が始まる前の関係が重要だ」と言っていたことを思い出した。本作の舞台でら~とが先進的でユニークなのは、重度心身障害児の親たちが、養護学校卒業後、施設に入るか、家庭で介護するしかない状況だった中で、本当に自分たちが望む場所を一から議論して立ち上げていったことだ。その労力や並大抵ではなかったことは想像できるが、その時のことを語る方々の表情はどこかすがすがしい。同時に、親たち、でら~とな望んだのは、子どもたちが地域の中で生き、地域に開かれていくことだった。「福祉」の話になると、つい、啓蒙的になるか、少々無理やりな感動話になってしまうことがあるが、本作にはそういう感じはない。僕が感じていたのは、スクリーンから爽やかな風が吹いてくることだった。映画を見てそんな気持ちになったのは随分、久しぶりかもしれない。上映後、本作の撮影・プロデューサーである、貞末さんに久しぶりにお会いした。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:09:12

2012/1/7 土曜日

『“私”を生きる』

今日は来週14日から公開される、『“私”を生きる』(監督:土井敏那)というドキュメンタリー映画の試写会に行ってきた。この作品は、東京都の教育現場で起きている、言論・思想の統制に抗う教師3名の映画。出てくるのは、根津公子さん、佐藤美和子さん、土肥信雄さん。根津さんは卒業式で君が代を歌うことは出来ないとして、起立しない、不起立を貫き処分された。佐藤さんはクリスチャンとして君が代の伴奏は出来ないとして処分される。土肥さんは校長という立場ながら、職員会議での教師の議論を禁ずる命令に従えないという立場を表明した。いずれも、国旗・国歌法が制定された後、東京都教育委員会が今まで以上に思想統制を強めてきた中で、自分の信条に嘘を付けないと思い行動してきた方々だ。僕は映画を見ながら、自分が初めて映画館で公開した映画『科学者として』の主人公・新井秀雄さんのことを考えていた。新井さんは教師ではなく、細菌学者。国立感染症研究所の危険性を内部から批判してきた方だ。3人との共通点があった。まず、根津さんは本作の中で「逃げることは出来ない」と語っている。新井さんも同じことを言っていた。佐藤さんはクリスチャンで新井さんも同じくクリスチャン。新井さんは管理職ではなかったが、土肥さんが「言論の自由」をとても重要だと考えておられるように、新井さんは自著出版をめぐって所内で処分を受けた際に、裁判を提訴し、言論の自由を全面に主張して争った。(ちなみに、僕はその裁判を支える会の事務局長をしていた)残念ながら新井さんの裁判は最高裁まで争ったが負けてしまった。僕自身は身近でこういう方を見てきたので、3人の教師の姿にいろんなことを重ね合わせて見ていた。僕が『科学者として』を公開した時に、観客の声として、会社を含む組織の中で従えない命令などがあった場合、どう行動するのか考えさせられた、という声があった。監督の土井さんもチラシに書かれているように、本作は組織に流されない生き方について考えさせられることが多い映画だと思う。もうひとつ、新井さんとの共通点がある。新井さんも3人の教師も公務員、ということになる。新井さんが言われていたのは、公務員とはパブリック・サーバント=公に使える人であって、公とは市民だ、ということだった。昨今、教師は公務員として国家の命令に従うべきだ、という声まで聞かれるが、僕は公=国家、ではないと思う。だから、公務員が従うべき公とは何か、ということはちゃんと考えられたほうがいいと思う。そして、この映画は、命令に従わない教師はけしからん、と思っているような人にこそ見てほしい、と思った。例え意見が違ったとしても。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:42:36

2012/1/6 金曜日

「歌川国芳」展

過去最大規模とか言われている、歌川国芳展に行ってきた。歌川国芳というと、つい奇抜な浮世絵のイメージが強いのだが、僕は今回まとまった量の浮世絵を見て、少し印象が変わった。役者絵や架空の人物画が最初の方に展示してあるのだが、まず圧倒的な迫力の構図に目が引き込まれるのだ、細部を見ていくと実に繊細な表現があることに気付く。これはどんなに奇抜な題材になっても変わらない。また、風景画の大胆で繊細な構図も印象に残った。不勉強で知らなかったのは恥ずかしいのだが、天保の改革の一環で役者や芸者の絵の出版が禁じられ、そのことが契機になって、奇想天外な、不思議な絵の数々を描いたことも知ることが出来た。最後に、あらためて思ったのは、浮世絵を支えていた、彫士の人たちの技量の高さは本当にすごかったのだと思った次第。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:33:09

2012/1/5 木曜日

『100000年後の安全』

今更のようですが、なぜか見逃していた『100000年後の安全』を見た。昨年末にはすでにDVDが発売されている。フィンランドで世界で初めて建設されている、高レベル放射性廃棄物の最終処分場を描くドキュメンタリー。冒頭、地下の坑道を進む映像からして美しい。そう、この施設自体はとても「美しく」撮影されている。一方、数人のインタビューで語られる、高レベル放射性廃棄物、10万年埋蔵する話、未来の人類にどう危険性を伝えるか、という話は、最初、まるでブラック・ジョークのように聞こえ、その後、ホラー映画のように恐ろしくなり、最後には不条理劇を見ているような錯覚すら覚えるほどだった。でも、それが現実だ。付け加えるなら、本作は、未来の人たちに向けて語る、という形式をとっている。僕は、子どものころから、放射性廃棄物の問題が解決しないのに、原発を稼働している状態がどうしても理解できなかった。福島第一原発でこのような事故が起きて、いまだに推進しようとしている人たちは、必ず廃棄物をどうするのかをセットにして語って欲しい、と思っている。少なくとも僕が見聞きしている範囲では、セットにして語っているのを聞いたことがない。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:44:37

仕事始め

・・・と言っても、事務所に行って、年賀状の整理やその他諸々の事務整理をした程度ではあった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:53:01

2012/1/3 火曜日

『ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル』

今年の映画初めは『ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル』。今までの3作品は劇場で見ていない。テレビ放送していたのを見ただけ。じゃあ、なぜ新作を見たかと言うと、監督のブラッド・バードに興味があったから。知っている人は知っていると思いますが、この人は今までアニメの監督だった。どの作品も好きだった。だから実写を撮る、という部分に興味がわいたのだった。映画は普通に面白いアクション映画だった。もし、過去3作との違いを見つけるとすれば、ちょっと息抜き的な、少し笑えるシーンが加味された部分だろうか。(その辺はサイモン・ペッグが出演しているから、という部分かもしれないけど。)冒頭、少し古い、007のような感じを受けたのだが、核兵器をめぐる駆け引き、という話も一昔前の007っぽい感じもある。(まぁ、元のテレビシリーズがそうだ、というのもあるのかもしれないが。)スピルバーグがアニメを作り、ブラッド・バードが実写映画を作り、この交錯した感じは何かの地殻変動か、などと思っていたのだが、どうもそういうことでもないみたい。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:02:29

寝正月

今日は一日中、家に居ることにする。つらつら本を読む一日。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:24:15

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