2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2012/1/26 木曜日

シンポジウムのお知らせ

<お知らせです> 

 ■冬期シンポジウムのお知らせ■

下記の通り、冬期シンポジウムを開催しますので、ふるってご参加ください。

 日時:2012年128日(土) 13:30~16:30

 場所:国立オリンピック記念青少年センター センター棟503号室(住所:東京都渋谷区代々木神園町3-1)(交通:小田急線 各駅停車 参宮橋駅下車 徒歩約7分)

入場無料

テーマ:いま話題のワクチンを考える

 講師:母里啓子(もりひろこ)氏(元国立公衆衛生院疫学部感染症室長)

   (著書:『インフルエンザワクチンは打たないで』

    『インフルエンザワクチンはいらない』など)

いま話題の(新型)インフルエンザ、ヒブワクチン、子宮頸がんワクチン、ポリ生オワクチン、肺炎球菌ワクチンの副作用などの問題点を検討し、ワクチン接種を考えている人に判断材料を提供する。講演のあと、討論を含めて、ワクチン接種で悩んでいる個人的な質問をすることも可能です。講師のほかに、「ぬれマスク」の発案者として有名なバイオハザード予防市民センター代表の臼田篤伸博士がパネラーとして参加します。充実したお話と討論が期待できます。ぜひご参加ください。


未分類 — text by 本田孝義 @ 23:19:39

『3.11 A Sense of Home Films』/DOMMUNE

今日は昼間、映画『3.11 A Sense of Home Films』を見た。本作は2011年の3月11日の震災後、河瀬直美監督が21人の世界中の監督に呼び掛けて、3分11秒の短編を作ってもらったオムニバス。VIDEO ACT!でも3分11秒の短編を募集したが、こちらは無審査・アンデパンダン。それに何度も3分ビデオをやってきたので、その延長上に「3・11」というテーマを設定したのだった。で、世界中の監督が作った作品のテーマは「HOME」。僕は各作品を見ながら、HOMEというテーマは3・11とどうからむのか、絡まないのか多少分からない部分があった。また、オムニバスだとつい、面白い作品・つまらない作品の比較をしてしまう。僕は21作品の中でポン・ジュノ監督作が良かった。今までの作品にも見られる、恐怖の描き方が鋭い。たった3分11秒の中で怖くなる。そこで気付いた。日本人だと3・11に関係した映像となると、つい、絆だったり、悲しみの相克だったりになると思うのだけど、(それはある意味で当然だ)さすがにあの災害の「恐怖」を表現している人はまだいないと思うのだ。そういう意味で、この21本の中でもポン・ジュノの作品が一番異質。

その後、ユーロスペースに行って、仮チラシを500部ピックアップ。

夜は久しぶりにDOMMUNEに行って、坂口恭平さんの「ZERO PUBLIC」を観覧。坂口さんのトークを撮影しないのは初めて。(だから少し気は楽だった・・。)詳しくはZERO PUBLICのサイト http://zero-public.com/ を見てほしい。とにかく面白い話だった。建築家と言えばデザイン的な優劣を競うイメージがあるかもしれないけれど、建物を建てる根本の土地のことまで考えている人はほとんどいない。そして、この土地と連動するのが、モバイルハウスでもある。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:48:06