大掃除/石川直樹展「Halluci Mountain 幻の山」
今日は朝早く事務所に出かけて、大掃除。事務所がある地域では今日が燃えるごみ・資源紙の回収が年内最終日だったので、ある事情で部屋を広く空けなければならず、余分な段ボールなどを先日まとめておいたものを出す。本当は粗大ゴミも出したかったのだけど、年内は無理と言われたので、年明けにまわすことに・・。
その後、ユーロスペースに行って、『モバイルハウスのつくりかた』の仮チラシを確認する。大体、2月頃までに公開される作品のチラシがずらっと並んでいて、いっぱい作品があるなあ、と思いつつ、『鬼に訊け 宮大工西岡常一の遺言』の隣の隣にチラシが並んでいるのはなんだかちょっとうれしい。(映画は見ていないのだけど。)
その後、「石川直樹展「Halluci Mountain 幻の山 」」http://gyre-omotesando.com/を見に行く。もちろん、石川さんの名前は知っていたし、写真集を見たことはあるのだが、接点は全くなかった。石川さんは坂口恭平さんと親しいということもあって、先日、『モバイルハウスのつくりかた』の関係者試写にも来てくれたのだった。その時、今回の個展のことを教えてもらったので見に行った。石川さんは今年5月、2度目のエベレスト登頂をはたしている。展示してある写真の半分ほどが今回のエベレスト登頂時に撮られた写真だ。大きくプリントされた写真の前に立つと、とても厳粛な気分になる。だけれども、どこか鋭敏な感覚ともまた違う。この不思議な感覚が何なのか、僕の貧弱な言葉ではうまく書けそうにない。とてもぐっとくる、写真展だった。