「2畳で豊かに住む」/「方丈記」/「方丈記私記」
今日は映画の日でもあったので、近くのシネコンで映画を見ようと思ったのだが、あまり食指が動かぬ映画ばかり。それでも、まぁ、見てみようかなと思う作品もあっという間に券が売れて(ネットで確認できるのはいいんだかどうだか・・)断念。さすがにゴールデンウィークと映画の日と日曜日が重なれば映画館はにぎわっているということなんだろう。すっかり見ることに怠惰になって、遠出する気もおきず。
だからというわけではないが、「2畳で豊かに住む」(西和夫著)、「方丈記」(鴨長明著)、「方丈記私記」(堀田善衛著)を読む。「2畳で豊かに住む」は内田百閒や夏目漱石、高村光太郎が暮らした2畳の家(部屋)を具体的に紹介。なかなか面白い。「方丈記」は今作りつつある映画の冒頭に引用しようと思っている。前にも読んだけど、再読。「方丈記私記」は東京大空襲の焼け野原で「方丈記」を想起した著者の解読本。いずれにしても、今作りつつある映画に関係する話ではあるのだった。