2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2011/4/10 日曜日

選挙/会議/『SP 革命編』/花見

今日は午前中、東京都知事の選挙に行く。これを書いている時点でもう当確が出ているわけだが、ひどい結果だ。これ以上は書かないけど。その後、マンションの管理組合の会議。3月11日の地震を受けて、マンション内でも色々不都合なことが起きたので、とりあえず現状報告をしながら、今後の対策を考える。一つはっきりしたのは、やはり6階以上は相当揺れが大きかったみたい。家は9階だから、通常発表される東京の震度に1つ足したぐらいの感覚だろうか。玄関にひびが入った方や給湯機から水が漏れて階下へ影響が出た話など。ビルの管理会社の話によれば、多くのマンションで似たような被害が出ており、業者もてんてこ舞いらしい。

その後、知人との待ち合わせの関係があったので、時間が空いたので『SP 革命編』を見る。本当に惜しい映画だと思う。主演の岡田准一さんはとても魅力があると思う。けど、本作の骨格「革命」像があまりにも薄っぺらすぎて、革命ごっこにしか見えないのは致命的だと思う。同時に、散々引っ張ってきた「大義」が結局のところ、日本のドラマにありがちな過去の因果に収斂されてしまうのも残念。題材も役者も魅力的なのに惜しい、と思う。

その後、新宿御苑で花見。閉園時間まで。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:55:15

2011/4/9 土曜日

渋谷の夜の狂言会 弐

今日は夜、俳優の川野誠一さんに誘われて、「渋谷の夜の狂言会 弐」を見に行ってきた。僕は不勉強なことに、渋谷の比較的新しい高層ビルのセルリアンタワーの地下2階に能楽堂があるなんて全く知らなかった。いかにもホテルの雰囲気の玄関を入ってエスカレーターで降りて会場に入ると、確かに中は能楽堂だった。僕は急な申込で、座敷席をとってもらった。狂言師の善竹富太郎さんが軽妙なトークで狂言の入門的なお話をされる。その後、川野さんが太郎冠者を演じた、「蝸牛(かぎゅう)」。”蝸牛”とはカタツムリのこと。山伏と太郎冠者の掛け合いがおかしい。そして、最後は何とも奇妙なカタツムリ踊り。会場も爆笑。川野さんはちょっと緊張していたような気もするけど、声もよく通っていたと思う。次の演目は「 文山立(ふみやまだち」。休憩をはさんで、「泣尼(なきあま)」。何かと暗い気持ちになる昨今だけど、今日の夜は楽しい夜でした。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:23:16

2011/4/8 金曜日

散髪

やっと暖かくなってきたので、散髪する。さっぱり。散髪中、昨日から考えていたことに、あるひらめきが生まれた。帰宅後、忘れないように慌てて文章にしておく。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:37:06

2011/4/7 木曜日

撮影

今日も空振りが続きそうだったので、少し方向転換して撮影。今、いろんなことを考えているのだが、なかなかまとまらない。しばし、頭を悩ますことになりそう。次回の撮影は5月か?

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:50:40

DOMMUNE

今日は朝から空振りの連続。まぁ、バットを振らないと空振りも出来ないわけで、気にせず振り続けるしかない。ドキュメンタリー映画を撮ると言うのは、こういう時のしぶとさ、が必要なのだと思う。

夜、DOMMUNEに行って、坂口恭平さんの「都市型狩猟採集生活第7夜」を聞く。今振り返れば、前回3月3日の放送は「予言」的な番組になってしまった。先日の再放送も多くの人が見ていたみたい。今日は本当に原発事故が起きてしまった後故のシビアさがかなり語られる。それでも、坂口さん(坂口さんは熊本へ移住)の持ち前のユーモアとバイタリティに救われる。本当に危ないことを伝えることが出来るのは、こういう人かもしれない。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:50:02

2011/4/6 水曜日

花見

平日の午後、井の頭公園で花見。多士済々が集まる。撮影はほとんどしなかったのだが・・。その後、二次会。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:49:46

2011/4/4 月曜日

一筋の光・・か

今日は夕方、某所に行ってきた。暗雲が立ち込めていた、撮影だが、少し一筋の光が見えた、かもしれない。まだ、明確に晴れ渡ったわけではないけれど。どの程度今後撮影が続くかは全く未知数。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:45:39

2011/4/3 日曜日

今日は自宅で

なんだか毎週日曜日書いているような気もするが、今日も一日自宅に居た。明日からとても大切な日(多分)が数日始まる、その前の休息。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:14:02

3331アーツ千代田

今日は午後から久しぶりに、3331アーツ千代田に行ってきた。自転車に乗って行ったのだが、今日は日中、やっと少し春めいてきたので気持ちよかった。特に隅田川を渡る時。出かけたのは、「東北地方太平洋沖地震復興支援アートアクション「いま、わたしになにができるのか?─3331から考える」という催しが行われたから。会場となっている体育館に行ってみたら、まるで文化祭のように様々なアーティストがブースを出していた。今まで3331に関わった人やその周辺から急遽集まったらしい。絵などを販売しているので義捐金に充てられるのだろう。午後2時からは、トーク「阪神淡路大震災復興から学ぶ」を聞いた。阪神淡路大震災を経験された、原久子さん、永田宏和さんの話はとても興味深かった。話を聞きながら、僕の考えも少し深まった気がする。その後、1階で「ソーシャルダイブ 探検する想像」という展覧会を見る。前から企画されていたものだろうけど、震災後、今日聞いたトークの後に見ると、何人かの作品は震災後とつながっている部分があったのが不思議な感覚。特に社会と強いつながりを持った作家たちだからなのだろう。時間がなくて映像作品をじっくり見れなかったのが残念。その後、再び体育館に戻って、「いわき「ターニング・ヴィジョンズ」映像制作ワークショップ作品 上映会」を見る。昨年10月~12月にかけて、今回の地震で被災した福島県いわき市で行われたワークショップで制作された短編4本が上映された。地震がなければいかにも楽しんで作った、微笑ましい短編だったのかもしれない。でも、これらの短編に関わった多くの方も被災し、今の福島原発の避難エリアで撮られたような作品もある。微笑ましい作品だからこそ、いつか振り返ってにっこりすることで出来る日が来ることを願っています。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:37:33

2011/4/2 土曜日

作業/動画アップ

今日は日中、昨日の続きで某映画のカットを抜き出す作業をやっていた。これから試写が始まる映画で、僕自身まだ見ていないのだけど、チラシなどに使う画像を選んで静止画として取り込む。デザイナーの方も事務所に来られて、1フレーム単位で微調整しながら取り込んでいった。なんだかんだ言っても、昨年買ったパソコンが役に立っている次第。僕自身の作品はまだ先ですが。

ここ数日、動画のアップが続いている。今まであまり熱心に動画のアップをしてこなかったので、失敗の連続。you tubeについて分かったのは、長い動画をアップ出来るのは、どうも限られた人みたい。僕はその中に入っていない。どうしても長い話を伝えたかったので、結局、4分割にした。その4分割した映像を連続再生する方法も初めて知った。(なお、別の動画投稿サイトPeeVee.TVでは長いものをそのまま投稿できた。)一般公開する前に主催者の方に確認してもらったら、タイトルに一か所、僕のうっかりミスがあって、最初の部分だけやり直していたら、また時間がかかってしまった・・・。まぁ、あまり慣れないことはやらない方がいいのかも。今回の震災・原発事故で僕の周りでもマスコミに乗らない情報をどんどん映像で配信している人たちがいる。僕もささやかながら、情報発信をしておきたかった。というわけで、3月27日に開催された、「ピカドンから66年 肥田舜太郎先生講演会」の動画をアップしました。お話しているだけですが、53分あります。広島でご自身も被曝され、その後長く被曝者の治療にもあたってきた先生の言葉は、福島原発の事故に対する見方にもとても貴重なものだと思います。よかったら見てみてください。映像はこちらから。(ここからだと、連続再生されます。)

未分類 — text by 本田孝義 @ 3:03:22

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