会報印刷・発送
今日は昨日編集した、バイオハザード予防市民センターの会報を印刷。事務所にて封筒入れをし、クロネコメール便で発送。さすがに、この状況なのでいつ届くか分かりません、と言われたが緊急のものでもないので、そのまま出す。全国からの支援物資が東京に集まっている影響や、ガソリンが不足していることによるそうだ。
原発がますます最悪の方向に進んでいる。この間の「危険性」をめぐる情報で、様々な情報が飛び交っている。僕が思うのは、東京電力が出している情報が少ない、ということはあるが、仮に同じ値であったとしてもその評価は考え方の違いで変わってくる。例えば、「健康に影響がない」と発表があったとしても、通常、こういう値は「健康な大人の人にとって」影響がない(それでも影響がある、ということもあるがここでは置いておく)とされる値であって、世の中には乳幼児、妊婦、老人、病人などより影響を受けやすい人も多いので、必ずしも正確な表現ではない。また、事故に関しても、常々原発の危険性を指摘した人びとにとっては、より最悪の事態を考えて対処法等を考えるべきだ、と思うが、これまで原発に関わってきた人たちは、(祈るような気持ちもあろうが)最悪の事態を避けられる前提で物事を考えるということもあるだろう。(そういう点では、テレビなどでコメントしている「専門家」は基本的に原発の「安全性」を研究してきた人が多いと思われるので、例え「想定外の事態」だとしても、多少なりとも「反省」してからコメントしてもらいたい、とも思う。)原発の場合、事故などの最悪の場合を想定した議論に乗っかれば、通常の状態でも運転することが難しくなるから、そういう議論に意図的に乗らないものだ。そのつけが今起きているとすれば、なんとも悲しい。