東京都現代美術館
通常なら、今日は月曜日と言うことで閉館しているはずだが、正月ということもあってだと思うが、東京都現代美術館が開いていたので行ってきた。多くの人にとって、交通が不便、と言われているが、僕の場合は錦糸町からバスで15分ほどなので、近い。トランスフォーメーション展、オランダのアート&デザイン展、常設展を見て、おなかいっぱい。ちゃんと調べずに行ったこともあって、得した気分になったのは、常設展でピピロッティ・リストの新作が見れたことと、全編を見て(聞いて)いなかった山川冬樹の作品を見れたこと。トランスフォーメーション展は、予想していたように映像作品が多かったが、比較的短い作品が多くてよかった。美術展を見に行って、展示映像で30分とか50分と表示されていると、困ってしまうから。(もっとも、マシュー・バーニーの「クレマスター3」は3時間らしいので、さすがに全編は見ませんでした。)多くの映像作品を見ながら、ふと気になったのは、映像を見せる環境はモニターにせよ、プロジェクターにせよ、性能が良くなったので、きれいな映像を見れることが多くなったけど、映像を映す(投影する)素材をもっと冒険してもいいんじゃないか、とも思う。スクリーンだけが正解ではないだろう。トランスフォーメーションからの連想で考えた次第。