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■ 第50回 VIDEO ACT! 上映会 ■
~「国鉄分割民営化で失われたもの」~
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■2010年7月27日(火) 19時より
JR 不採用1047名解雇問題は、23年の攻防をへて2010年6月末に和解調印になる。
リストラの原点といわれる国鉄分割民営化によって、失われたものとは何だったのか。
2005年4月のJR福知山線脱線事故直後、JR東日本千葉支社管内を取材した「レールは警告する」、JR東日本の中で、ただ一人国労バッジを胸につけ、処分とたたかう職員を取材した「国労バッジは はずせない! 辻井義春の闘い(新版)」。秀作2本を一挙上映する。
■上映作品
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◆『レールは警告する』(2005年/43分)
2005年4月25日午前9時19分頃、JR福知山線脱線事故が発生。
乗客106人と運転士、計107名が亡くなった。
これはJR西日本だけの問題なのか。他のJR会社に大事故の心配はないのか。
ビデオプレスはJR東日本の千葉支社管内を取材を開始。
見えてきたものは、京成スカイライナーとスピ-ドアップ競争をくりひろげる成田エクスプレス、組合差別によってベテラン運転士に見習いをつけない労務管理、夜も昼も働く外注労働者の悲鳴と安全切り捨てだった。
線路には傷や破断が続出し、民営化と利益優先主義のゆがみがいたるところに吹き出していた。
作品では、民営化で事故続出しているイギリスの実態も紹介している。
制作:ビデオプレス 監督:佐々木有美・松原明
2008年台北国際労働映画祭(台湾)招待作品
◆『国労バッジは はずせない! 辻井義春の闘い(新版)』(2010年/33分)
国労バッジとは、わずか1センチ四方の小さなバッジのこと。国鉄労働組合の組合員の証だ。
国鉄労働組合の組合員である辻井義春さん(58歳)は、国労バッジを胸に着けて働いている。
JRは、それが「就業規則違反」であるとして辻井さんに「処分」を繰り返してきた。
「処分」は最大で10日間の出勤停止、約40%の減給であった。
しかしそれでも、彼は国労バッジをはずそうとはしなかった。
過酷な処分を受けながらも、JR東日本の中で、ただ一人国労バッジをつけ続けてきた辻井さんが、2010年1月ついに神奈川県労動委員会で勝利した。
本編は、旧作(20分版)に辻井さんが県労委で勝利するまでの闘いの記録を加えたものである。
ジョニーHの「バッジの歌」も、エンディングテーマとして挿入されている。
監督:湯本雅典
2009年ヒューマンドキュメンタリーコンテスト優秀賞受賞作品
2010年東京ビデオフェスティバル優秀作品賞受賞作品
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18時30分 開場
19時00分 開始
終了予定時刻 20時50分
上映会詳細ブログ
http://videoact.seesaa.net/article/152246484.html
■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分
■参加費:500円(介助者は無料)
■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
(050-3744-9745 [ローポジション気付] )
jyouei@videoact.jp
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