「三沢光晴 DVD-BOX ~緑の方舟2~」
三沢光晴が亡くなって1年がたった。「緑の方舟」を昨年見たのだけど、収録されなかった試合を収めた「2」が最近発売された。買った。少しずつ見ようと思っている。
2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。
三沢光晴が亡くなって1年がたった。「緑の方舟」を昨年見たのだけど、収録されなかった試合を収めた「2」が最近発売された。買った。少しずつ見ようと思っている。
今日はバイオハザード予防市民センターの総会とシンポジウム。こうした会の幹事をやっていると、とにかく総会がきちんと成立するかどうかには気を使う。予定していた議題を消化して無事総会は終わった。その後、「バイオ施設と住民運動」と題して川本幸立さんの講演と討論。充実したシンポジウムだった、と思う。
僕は空を飛ぶ映画が好きだ、と思う。と言っても、飛行機というわけではない。ふとテレビで『アイアンマン2』の宣伝を見て、そうだ、アイアンマンは飛ぶんだ、ということに気付いた。1を見ていたにも関わらずすっかり忘れていた。で、急に見たくなったので『アイアンマン2』を見た。冒頭、それこそ空を飛んでいるシーンはよかったのだけど、徐々に自分の中では失速。よって、最後のバトルシーンにも乗れず。
夜、メディア関係の会議。宿題をもらってしまった。
ぜひ、見てほしい映画をご紹介。
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『ヒロシマ・ピョンヤン ~棄てられた被爆者~』公開
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<内容>
第二次大戦下の広島で被爆し、現在は北朝鮮に暮らす女性が、被爆者健康手帳の取得を求める姿を追うドキュメンタリー。フォトジャーナリストとして精力的に活動をしている伊藤孝司がカメラを回し、映画史上初めて在朝被爆者を取り上げ、被爆の後遺症で苦しむ被爆者の姿、日本政府から見放された在朝被爆者たちの怒りや悲しみを記録する。激動の時代を生き抜いた在日朝鮮人の歴史や、隣国ながら国交がない現在の日朝関係をも映し出す。
日時:7月3日(土)~30日(金)午前10:20より上映 (連日1日1回)
場所: ポレポレ東中野 http://
JR東中野駅西口北側出口より徒歩1分
地下鉄大江戸線A1出口より徒歩1分
電話03-3371-0088
特別鑑賞券:1200円
当日:一般1500円 大学・専門学校生1300円
中・高・シニア1000円 小学生700円
3日(土) 上映前 伊藤孝司監督 初日舞台挨拶
トークイベント (上映後)
3日(土) 監督・制作者が語る
「カットした映像に写っていたもの」伊藤孝司(監督)/土屋トカチ/小林アツシ
連続企画 監督が語る「平壌での驚き取材」(スライド上映あり)
4日(日) ①「万景峰号」乗船取材で見たものは
10日(土) ② 10日間の隔離生活ウラ話
11日(日) ③ 間違えて越えそうになった軍事境界線
今日は夜、DOMMUNEに出かけた。坂口恭平さんの「都市型狩猟採集生活」の第2回ということで、今回のゲストは思想家の中沢新一さん。前回の終わりに坂口さんが「次は中沢さんを呼びたい」と言っていて、本当に実現してしまった。そのことがまずすごい。細かい内容は省きますが、約2時間の対談はとてもスリリングで面白かったです。
午後、ドキュメンタリー映画『小屋丸』の試写に行った。と言っても、僕は昨年、新潟県十日町の映画館シネマ・パラダイスで見たので、映画自体は見なかった。この映画はフランスの現代美術家・ジャン=ミッシェル・アルベローラが新潟県の小さな集落「小屋丸」(不思議な映画のタイトルは地区の名前)に通って製作した作品だ。言わば大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレから生まれた映画だ。10月からユーロスペースでの公開が決まって、今日が第1回の試写だった。僕自身は別に何かをしているわけではないけれど、知った方々が上映をやっているので様子が気になったのだった。ぜひ、上映が成功してほしい、と思う。
その後、事務所に行って先日の平和のためのコンサートのDVDを焼く。
午後から事務所で、ある方に頼まれてBlu-rayから静止画を抜き出す作業をやった。案の定、金曜日に書いたように、今日使ったdiscの映像データはうまく変換出来なかった。映像データとしては同じもののはずなのに、「属性」という、何やらよく分からない部分が違ったようで変換できず。もしかすると、discをコピーすればうまくいくかもしれないと思いコピーしてみるも変換できず。やっぱり無理か、と一度諦めたのだが、ふと別の方法を試してみるとうまくいきそうだったので試す。・・・と再生時間と同じだけ作業時間がかかるのでえらく時間がかかってしまった・・。それでも、どうにか映像データが変換出来たので、このデータを編集ラインに並べる。そこから必要なカットを選びながら静止画を抜き出すことが出来た。あとはこの静止画データを渡して作業完了。
「空想 皇居美術館」という本を読んだ。内容を簡単に書くのがやっかいなので、コピペすると、皇居に、大英博物館やルーブル美術館のような巨大美術館を造ろう!そこに鎌倉の大仏など日本中から“超一流”作品を集めて展示しよう!こんな気宇壮大な空想の自由を追求して、アートや建築の専門家、政治学者、社会学者、精神科医までが集まって侃々諤々。前代未聞の美術・建築/思想書、という本。元々の出発点は、美術家・彦坂尚嘉さんのアイディアから。一種の思考実験みたいなところがあって、「皇居」という、馴染みがあるはずなのに存在しないかのように「タブー化」した空間をどう考えるか、という思考はスリリング。僕は、あるギャラリーで表紙にもなっている、彦坂さんの模型(彫刻)を見たことがあって、何だこれは、と思ったことがあった。その時は正直よく分からなかったのだけど、本書を読んでいろんな発見があった。特に驚いたのは、建築家の新堀学さんらが皇居の大きさを見るためにシュミレーションした、世界の美術館を仮に皇居に持ってきたら、という図だった。世界的にも大きいと言われる、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館、バチカン美術館、大英博物館など全てがすっぽり入るうえに、クフ王のピラミッドまで!普段、全然意識していないのだけど、世界的にも過密した都市・東京のど真ん中にこれだけ大きな皇居があるというにはあらためて驚く。面白い本だった。
今日は第11回平和のためのコンサート、本番の日。僕の役目は一応、舞台監督、ということになっている。午前9時半から朗読のリハーサル。プロの役者の方だからなんの心配もないし、今日初めて合わせたSEやピアノも問題なし。その調子でコンサート出演者も順調にリハーサル修了。定刻に開場。当初、観客の入場数が心配されていたのだけど、開演時間がくると客席は埋まっていて立ち見が出てしまった。350人をゆうに超えた。(一部と二部の間に急きょ椅子を追加で出す。)舞台の進行は、細かい失敗はあったものの、ほぼ順調に進行。見に来てくださった方にも好評だったようでなにより。舞台監督、というほど大げさではなく、とにかくスムーズな進行に気を配っていただけなので、大過なく終了してほっとした。出演者・関係者の方々と打ち上げ。
またまた自分の無知をさらすことになるが書いておこう。ある方から相談を受けた、ということもあったのだが、Blu-rayから静止画に出来ないだろうか、と悪戦苦闘。おとといはあれこれやってみたのだが、結局うまくいかず。DVDは簡単に出来たのに。今日、あらためてネットで情報を調べてみたら、特別なソフトがないと難しいことがあらためて分かった。簡単に静止画に出来ないにはいろんな理由があるらしい。それでも、諦めが悪いというかなんというか、今日、もう一度トライしてみた。今まで試してなかった(と言うより気づいていなかった)方法を試してみたら、過程は少々ややこしいものの、意外とあっさり出来てしまった。今までの苦労はなんだったのだろう・・。ただし、今回試したのはあくまでも自分のパソコンで作ったBlu-rayだったので、他のBlu-ray(例:テレビを録画したもの)ではまた話が違うのだろう。
明日は平和のためのコンサート。滞りなくいくといいのだが・・。