2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。
2010/5/11 火曜日
少し前に取材を受けた、パルシステム生活協同組合連合会発行の「POCO21」6月号の「この人が語る」というページにインタビューが掲載された。カラーページ、写真入りで4ページなので結構、長いインタビューだ。ちょっと気恥ずかしい・・・。特に映画を公開した2008年は新聞を含めていくつか出たけど、最近はこういうことがなかったので。インタビューをしてくれた方が知った方(法政大学の後輩)だったので、気楽にしゃべった感じが反映している気もする。会員向けの情報誌なので一般の方は目にするのが難しいかもしれませんが、もしどこかで手にすることがありましたら、読んでみてください。
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:47:58
昨年10月に広島県灰塚で「えみき伝承祭」が開催されました。
「えみき伝承祭」の様子はyou tubeにアップしましたが、毎日新聞の動画投稿サイト「毎日動画」http://video.mainichi.co.jp/
にも投稿していました。そうしましたら、このたび第2回毎日動画アワード審査委員奨励賞なるものを受賞いたしました。
下記サイトをご覧くだされば幸いです。
http://mainichi.jp/info/etc/videoaward02/
動画はこちらです。http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee280825.flv
未分類 — text by 本田孝義 @ 0:45:56
2010/5/10 月曜日
最近、どうも調子が悪い。体調のことではない。いろんな映画、特にドキュメンタリー映画を見る際に、フラットな気持ちで画面に向き合えず、つい、自分が撮りたい映画のことなどに思考が及んで、大事な場面を見逃していたりする。こういう見かたは不健康なんだろうな、多分。
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:34:14
2010/5/9 日曜日
会談でもないし、話し合いでもないし、打ち合わせでもないし・・・。まぁ、とにかく、夜、東京に来られていた岡山映画祭の小川孝雄さんとお会いする。あれこれ映画の話をした。
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:09:01
2010/5/8 土曜日
今日は出かけるのをやめようかな、と思っていたが、何か気になっていることがあるな、と思ったら見たい展覧会があったので出かけた。秋葉原に出来た、3331 Arts Chiyodaに自転車で行った。前にも書いたように、自転車でまっすぐ約30分。天気のいい今日のような日は、隅田川を超えて風を切ってちょっと気持ちいいサイクリング気分。見たのは佐々木耕成展「全肯定/OK. PERFECT. YES.」 という展覧会。展覧会の案内を読むと、画家の佐々木耕成さんは今年82歳で、しばらく作品を発表していなかったが、今回の展覧会では40年ぶりの新作も展示される、とのこと。こうした経歴にもひかれて見たかったのだ。展示室に入ると、色鮮やかな、ポップでもあり捻じれているようでもあり、不思議な曲線と原色に近い大胆で大きな絵が目に飛び込んでくる。1枚1枚をじっくり見るより、空間全体が極彩色・サイケデリックなトンネルの中にいるような感覚がしてくる。最後の部屋で上映されていた、作家へのインタビューと制作風景を写した映像も興味深かった。この映像で改めて気づいて面白かったのは、「なぜペンキを使うのか」と聞かれて「安いから」という答えがリアルでもあった。なんでも、一時、看板の絵を描かれていたそうで、ペンキにもなじみがあったそうだ。見たときに感じた、目を差すようなペラペラ感はペンキという画材にもあったのだ。
未分類 — text by 本田孝義 @ 22:29:40
2010/5/7 金曜日
昨年来、ハイビジョンの編集に向けてパソコンを買い替えないとなあ、とぐずぐず悩んできた。連休前には「よし、買い替えよう!」と決心はしたものの、はたしでどれほどのスペックが本当に必要なのか、またまた気持ちが揺らいでいたのだった。結論としては、やはりそれなりのスペックが必要だろうと思い、今日、ついにパソコンを買った。今のノンリニア編集用のパソコンを買ったのが6年前。まあ、日進月歩のこの世界にあっては潮時だったのかもしれない。それでも、決して安い買い物ではないわけで、なんとかお金を工面して清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったのだった。買った、と言ってもパソコンを組んでもらうので、実際に手元に届くのは2週間ぐらい先になる。気持ちが高ぶるか、と思っていたらそんなことはなく、どういう気持なのかと考えていたら、「備えあれば憂いなし」という気持ちに近いことに気が付いた。実際、ハイビジョン編集をすぐしなければいけない、切羽詰まった状態ではないせいもあるだろう。それでも実際はハイビジョンで撮影を始めていたりするので、いざ、編集する必要が出てきた場合に備えておく、という感じでしょうか。編集ソフトも今あるいくつかの規格に全て対応出来るようなので、しばらくは大丈夫でしょう。モニターも1台買いました。(お金がないので当然業務用ではないのですが・・。)
未分類 — text by 本田孝義 @ 22:05:07
2010/5/6 木曜日
時々作者の名前と高評価を聞いて、本当かいな、と思い、はたまたホラーを思わせるタイトルや黒々とした表紙に引いてしまったのだが、ふとSF小説が読みたくなり、「虐殺器官」を読んでみた。確かに面白い。9・11後の世界情勢を如実に反映しつつ、近未来の戦争を描いている。戦争の民営化はノンフィクションでもいくつも書かれているところ。本書は民族紛争を煽る「言葉」と民衆の反応(これがタイトルにもなっている。ホラーではなかった・・。)を縦糸にしている。読んでいて興味深いのは自分語りを中心にした、少し抒情的とも言えるような書き方が、ハードな設定の中で不思議な余韻を残す。作者の伊藤計劃という方は34歳という若さで昨年3月に亡くなったそうだ。またいつか、残された作品も読んでみたい。
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:27:43
2010/5/5 水曜日
今日は何があったわけではないが、起きると頭痛がしたので、どこにも出かけず、家にいることにした。連休最終日、であるはずなのだが、なんともだらしない一日。
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:35:21
今日もメイシネマ祭’10に出かけた。まずはブラジル在住の岡村淳監督『下手に描きたい~画家・森一浩 ブラジルの挑戦~』を見る。タイトルにあるように、画家・森一浩さんの製作を描いたドキュメンタリー。続く『チョコラ!』は以前見ていたので昼ご飯を食べに出る。(小林監督ごめんなさい。)再び会場に帰ってきて、近日公開の話題作『祝の島』(監督・纐纈あや)を見る。原発予定地、山口県上関町の沖合い人口約500人の祝島を描く。その後、小林茂監督・岡村淳監督・四宮鉄男監督(『祝の島』では編集)・伊勢真一監督のトークを聞く。なぜドキュメンタリー映画を撮っているか、という話がまるで掛け合い漫才。そして最後は伊勢真一監督『みなみ風その2~ぴぐれっとと宮古島の旅2008~』を見る。見た3作品について、見ている間、いろんなことを考えていたのだけど、短くまとまらないので割愛。上映後、メイシネマ20周年を祝って打ち上げ。とても大切な上映会だなあ、とあらためて思う。
未分類 — text by 本田孝義 @ 0:25:46
2010/5/3 月曜日
昨日は所要があって行けなかったのだけど、今日はメイシネマ祭’10に行ってきた。前にも書いたけど、東京の下町・小岩で今年20周年を迎えるドキュメンタリー映画のお祭り。主宰者の藤崎和喜さんは燃料屋さん。手作りの温かい映画祭で近年は常連の方も増えてきた。僕自身は大学を卒業したばかりのころ、映画館でもドキュメンタリー映画が上映されることが少なく、この映画祭でいろんなドキュメンタリー映画を見せてもらってきた。一時、映写もやっていた。また、自分の長編4本+短編1本も上映してもらってきた。一言で20年と言っても、本当によく続けてこられたなあ、と感慨深いものがある。今日は1本目に、『船、山にのぼる』の撮影を手伝っていただいた、林憲志さんが撮影をされた『記憶と記録の間で』が上映され、林さんがわざわざ広島県から来られるとお聞きしていたので見に行ったのだった。作品自体はかれこれ今日で3回見たのだけど、31分の短い映画ながらいろんな要素が重層的に入っているので、気づいていなかったことも多く、初めてのように見ることが出来た。構成をされた鈴木敏明さんが上映後少しお話をされていた。続いて上映された『湯の里 ひじおり』を見て(今日で2回目)プロデューサーの飯塚さん、カメラマンの堀田さんのお話を聞く。所要があったので、今日はこの2本だけ。林さんはじめ、『記憶と~』のスタッフの方々と昼食を食べて帰宅した。
未分類 — text by 本田孝義 @ 20:57:23
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