メイシネマ祭’10 2日目
昨日は所要があって行けなかったのだけど、今日はメイシネマ祭’10に行ってきた。前にも書いたけど、東京の下町・小岩で今年20周年を迎えるドキュメンタリー映画のお祭り。主宰者の藤崎和喜さんは燃料屋さん。手作りの温かい映画祭で近年は常連の方も増えてきた。僕自身は大学を卒業したばかりのころ、映画館でもドキュメンタリー映画が上映されることが少なく、この映画祭でいろんなドキュメンタリー映画を見せてもらってきた。一時、映写もやっていた。また、自分の長編4本+短編1本も上映してもらってきた。一言で20年と言っても、本当によく続けてこられたなあ、と感慨深いものがある。今日は1本目に、『船、山にのぼる』の撮影を手伝っていただいた、林憲志さんが撮影をされた『記憶と記録の間で』が上映され、林さんがわざわざ広島県から来られるとお聞きしていたので見に行ったのだった。作品自体はかれこれ今日で3回見たのだけど、31分の短い映画ながらいろんな要素が重層的に入っているので、気づいていなかったことも多く、初めてのように見ることが出来た。構成をされた鈴木敏明さんが上映後少しお話をされていた。続いて上映された『湯の里 ひじおり』を見て(今日で2回目)プロデューサーの飯塚さん、カメラマンの堀田さんのお話を聞く。所要があったので、今日はこの2本だけ。林さんはじめ、『記憶と~』のスタッフの方々と昼食を食べて帰宅した。