Blu-rayがたまるよ・・・
ハードディスクレコーダーを買って数か月。録画が簡単なこともあって、つい録画。容量が近づいてきて、慌ててBlu-rayに録画。僕はずっとテレビで映画を録画することはほとんどなかったのだけど、地上デジタルの画像がDVDよりいいので、つい録画してしまうものもある。「いつか見よう」と思うのだけど、結局、ほとんど見ていない・・・。こうして録画したものがたまっていく・・・。
2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。
ハードディスクレコーダーを買って数か月。録画が簡単なこともあって、つい録画。容量が近づいてきて、慌ててBlu-rayに録画。僕はずっとテレビで映画を録画することはほとんどなかったのだけど、地上デジタルの画像がDVDよりいいので、つい録画してしまうものもある。「いつか見よう」と思うのだけど、結局、ほとんど見ていない・・・。こうして録画したものがたまっていく・・・。
今日は午前10時から静岡県静岡市で『船、山にのぼる』の上映。上映してくださったのは、清水市で40年も自主上映を続けている清水映画サークル協議会。昨年、同じような時期に2人の方から代表の山本さんを紹介していただき、ずいぶん前に上映を決めていただいていた。この時期、静岡で国民文化祭があるということで、そのタイミングに合わせて今日の上映になった次第。日曜日の午前中という、ゆっくりしたいであろう時間帯にかかわらず、多くの方に見ていただけた。上映後、トークをしたのだが、またつい喋りすぎた、かもしれない。質疑応答の時間が少なくなってしまった・・・。何はともあれ、いまだにこうして上映が続いているのはありがたいことだ。
今日の上映はもう1本、ドキュメンタリー映画の上映があった。昨年公開された際に見逃していて気になっていた作品『地球のステージ ありがとうの物語』を見れてよかった。紛争地で医療活動をし、ご自身で歌も歌われる桑山紀彦さんを追いかけたドキュメンタリー。監督の佐藤威一郎さんにもお会いしました。長くテレビの仕事をされてきたベテランの佐藤さんが初めて作られた映画なのだとか。とてもまっすぐな映画でした。
2本の上映後、会場の上にあるレストランでスタッフの皆さんとお茶。富士山と清水港の眺めがとても美しかった。いろんな話をした後、解散。新幹線で東京に帰る。
今日は2つの上映会へ。まず、ヨコハマ国際映像祭の上映プログラムにて『海岸通団地物語』を見る。馬車道に来るたびに気になっていた、海岸通団地。僕も何度か中まで入って建物を見たことがあるのだけど、味わいがある団地だなあ、と思っていた。再開発されると聞いて、残念だなあ、とも思っていた。また、僕の『ニュータウン物語』は一戸建の話が多く、いわゆる団地マニアには物足りないかもしれないけれど、少し重なる部分もあるかと思い気になった作品だった。見始めてしばらくは焦点がどこにあっていくのか少し分からず戸惑ったのだが、後半になるにつれ団地に住んでいる人達の人生が見えてくるにつれ面白くなった。監督の杉本さんのどんどん突っ込んでいく感じが(ちょっとガサツだけど)魅力かもしれない。団地は団地でも、港町特有の話(大晦日、船が一斉に汽笛をならす、など)も興味深かった。
その後、BankARTの様子が気になって行ってみた。正直言って、少し寂しい。この機会にしか見れない映像がいっぱいあるのに、残念。個人的には人が多いほど、『船、山にのぼる』のDVDも目に触れる機会が増えると思うので、残念。(この映像祭に合わせてDVD化したのだし。)「うちにもって帰ろう!映像アンデパンダン展」を覗く。どうしても気になったDVDがあったので、じっくりモニターで見て考える。結局、2枚買ってまた散財。ああ。
それから飯田橋に出て、VIDEO ACT!上映会。この上映会ももう47回目。よく続いているなあ、と自分でも思う。今日上映したのは、2本とも初めて作品を作った人たち。(偶然にも、上記『海岸~』の杉本さんも初監督だとか。)1本目は『るんみの場合』。るんみというのは人の名前。若い在日の方のドキュメンタリー。ほぼ2つのインタビューで成立しているシンプルな構成だが、在日から見た韓流ブームの話は興味深いし、拉致問題が大きく取り上げられた時の動揺の話などなかなかうかがえない話が聞けてよかった。2本目は『神の舞う島』。今、山口県の瀬戸内海では上関原発の建設で揺れている。現地ではかなり大変な状況になっていることは漏れ伝わって来るけど、マスコミはほとんど報道していない。このビデオは、反対運動を続けている祝島を描いた作品。ただ単に「反対」という視点ではなく、祭りの光景も含めて、どういう島なのかがよく伝わってくる。20分ほどの短い作品だけれど、この問題を伝えるには貴重な映像だと思う。
その後、打ち上げ。明日は自分の静岡での上映会。
言わずと知れたマイケル・ジャクソンの映画。マイケル・ジャクソンのファンでもない人間はそうそう見に行くとは思われないが、僕もファンではないが、これもドキュメンタリーには違いない、と思って見てみたのだった。まぁ、確かにファンではないのだが、今年、以前のライブがDVD発売された際に、店頭で流れている映像を見て、確かにすごいのかもしれない、と思っていたところに亡くなってしまった。だから、興味自体は少しあったわけではある。さて、この映画、基本的には「最後の公演」と言われていたコンサートのリハーサル映像。僕は映画を見ながら何度も「奇妙な映画だ」と呟いていた。まず一つは肝心のマイケル・ジャクソンのパフォーマンス。おおすげぇ、という気持ち半分、だけれどもあくまでもリハーサルだから100%の力を出しているわけではない。一方、バックで踊る若手のダンサー(冒頭、リスペクトしたインタビューもあるし、オーディションシーンも。)は、かなりの本気度。(多分、ちょっとでも手を抜くときられる可能性もあるからだろう。)だから、ふとバックダンサーに助けられている錯覚を覚える。もう一つ驚くのは、ステージで流されるはずだった映像がかなり作りこまれていた印象。特にスリラーが3Dでリメイクされていたとは。(もっとも、かつて『キャプテンEO』という3D短編を作っていたくらいだから、驚くほどではないのだろうけど。)ステージ上で3D映像を眺めながら、目の前に実物のマイケルがいる、そんな効果を狙ったステージだったのかもしれない。・・・と言うように、つい脳内では「こんなステージだったのでは」と完成形を想像しながらもう一つの映画を組み立てているような気分に。そうして見ると、マイケル・ジャクソンの存在自体がどこが亡霊めいて見えなくもなく、ただの幻影を見ているに過ぎない映画らしいと言えば言えるかもしれない。もちろん、何度も熱くなったシーンはありました。何はともあれ、久しぶりに興行収入1位になったドキュメンタリーには違いない。(その前は『earth』。)そして、現在公開中とこれから公開されるドキュメンタリー映画にはミュージシャンのものが目白押し。どこまで見れるか分かりませんが。
一日中、バイオハザード予防市民センターの事務作業。12月5日にシンポジウムを開催することになり、会員の方々にその案内を送るために案内状を印刷したり、出欠確認用の葉書を印刷したり。もうひとつ重要だったのが、会費納入のお願い。それらを封筒に入れて作業完了。ちなみにシンポジウムの内容は下記のとおり。
シンポジウム「インフルエンザワクチン接種とタミフル投与の危険性」
バイオハザード予防市民センター主催
講師と演題:古賀真子(日本消費者連盟) 「インフルエンザワクチン接種の無効性と危険性」
臼田篤伸(バイオハザード予防市民センター代表幹事) 「タミフル投与の危険性」
●日時:2009年12月5日午後1:30~5:00
●参加費:バイオハザード予防市民センター会員は無料(一般:500円)
●問い合わせ:043-266-2495(事務局・長島)
●会場:新宿区立障害者福祉センター2階調理室
お笑いコンビ、モンスターエンジンの片割れ、西森のラップ「鉄工所ラップ」http://www.youtube.com/watch?v=k9dLleJFYgYは、”お笑い”でやっているのだけど、これはかっこいいと思うし、真面目に今の時代の労働歌だと思う。労働歌自体が今あまり歌われることがないけれど、このラップには鉄工所の情景をちゃんと盛り込んで韻もちゃんと踏んでいる。そこには下地もあって、本人の実家が鉄工所なので、いつも見てきた風景なのだろう。先月発売されたCD「あらびき団フェス」には鉄工所ラップ1~5が入っている。(1曲1分半ほどだから、5曲聞いても短い。なにせ、1~10曲は下品などぶろっく。結局、こちらは1曲しか聞いてない。)DVDも付いていて、こちらには鉄工所ラップ5のビデオクリップが。ロケ地は西森の実家の鉄工所。なんだお笑いか、とバカにしそうな人ほど聞いてほしい珠玉の5曲。
埼玉県の別所沼公園に「ヒアシンスハウス」がある。今日はこの建物を運営している会が主催する第5回ヒアシンスハウス夢まつりin別所沼というイベントで『船、山にのぼる』を上映するので行ってきた。このヒアシンスハウスというのはどういう建物かと言いますと、1939年に24歳という若さで亡くなった、詩人で建築家でもある立原道造という人が、生前別所沼公園内に自分の別荘を建てようとしていたが実現せず、建築プランだけが残っていた。その66年後、彼の夢を実現しようとした人たちによって、そのプランがよみがえり建てられたのがヒアシンスハウス。まるで夢のような話。まずはその建物を見なければ、と思い、早めに現地到着。前庭ではインスタレーションの製作などが行われていた。そのヒアシンスハウスは、とても小さな建物。だけれども、一見してそのセンスの良さにふっと笑みが漏れる。中も人が一人寝れるスペースとちょっとした空間がある程度の小ささ。その小ささが心地いい。ぐるっと外観を見ても、窓の付け方、屋根の切り方などに品を感じる。66年後にこうした建物を実現してしまうこと自体、奇跡のよう。2004年に建てられたヒアシンスハウスは、毎週、定期的に開けているし、全国からファンが見に来るそうだ。今日はその年に一度のお祭り。この近くにある、別所沼会館で映画の上映。今日も、一番後ろから見ていたのだけど、集中して見てくれていたように思った。上映後、PHスタジオの池田さんと僕でトーク。司会の津村さんのおかげで、スムーズに話せた、と思う。その後、合唱団の歌があり、懇親会へ。建築関係の方から文学関係の方まで多士済々。皆さんの率直な感想が聞けた。ヒアシンスハウスを見ていたせいか、なんだかすがすがしい上映会だった。心ある人たちの手によって、ぜひ、今後もヒアシンスハウスが心地よい場所であってほしい、と願わずにはいられない。
現在開催中のヨコハマ国際映像祭では、展示映像だけではなく、土日は映画の上映もやっている。今日は、18:00~ピピロッティ・リストの『PEPPERMINTA』という作品の上映があるので、見たいなあ、と思っていた。ピピロッティ・リストは以前、原美術館でやっていた展覧会が面白くて、初長編映画だということで気になっていたのだった。が、数日前、映像祭のホームページでは10月28日付だが、上映プログラムは午前11時にその日の全回(全日程3回上映がある)の整理券を出すことが書かれていた。人気作だというのは分かっていたのだけど、11時に行く気にもなれず、万一、入れそうだったら横浜に行こうと思って、午後3時ころ問い合わせをしてみたら、案の定、整理券は全てなくなっていた。横着者の僕が悪いと言われればそれまでだけど、チラシ等には整理券の情報はなく、ホームページだけの告知なので、僕は気がついたからよかったけど、混乱した観客はいないだろうか。キャパが少ないからしかたないこととはいえ、整理券は会場整理する側からは楽だろうけど、見る側からすると徒労感もある。せめて、上映開始1時間前とかならがんばって行くのだが…。・・・と見えなかった愚痴を書いてみた。次は3日に上映があるが、その日は自分の上映が埼玉であるので行けず。どこかで見るチャンスはあるだろうか。結果、少し風邪気味だったので、家で過ごしたのでそれはそれでよかったのかも、と思うことにする。