台風の強風が残る中、DVDの仮ミックスが出来たとのことで、某社にDVDを取りに行く。

家に帰って、英字幕をチェック。昨日、文字だけで全部チェックしていたので、それほど加えることはないか、と思っていたが、映像に付いたものを見ていくと、やはり見落としてたことにも多々気づいたり、必要のない文字に気づいたり、位置が気になったりと修正箇所は増えていく。昨晩まとめていた修正箇所に加えて整理して、担当の方に送る。まあ、僕は英語が堪能なわけではないので、思いすごしもあるかもしれず、翻訳家の方に戻してもらって、検討してもらう、という感じか。このままお任せでもいいのだが、やはり修正箇所が気になるので、山形に行っている間に確認することになりそう。

DVDのパッケージ等に記載する原稿・データを整理する。その作業をやっていたら、英字幕のデータが届く。久しぶりに、ない英語脳を使って、ひいひい言いながら何とか全部を確認する。明日はディスクの盤面で確認。

灰塚在住の今井さんから下記のお知らせが届きましたので、転載いたします。
（映画を見た方から、「えみき爺さんはどうなりましたか？」というご質問 をよくうけました。下記お知らせにありますように、残念ながら、えみき爺 さんは「大往生」を遂げました。10月24日にはえみき爺さん2世が植えられます。）
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■えみき伝承祭開催のお知らせ

　４年前の７月２３日に「えみき爺さん」をのぞみが丘へ移転しました。
その前日にのぞみが丘に誕生した子が、満４歳になっています。
　えみき爺さんはその年の秋を含め、３回若芽を出しました。もしかして生き 付いたのではないか、という期待を持ちました。多くの人からご心配をいただ きながら、協力して水やりや、覆土、活力剤散布等の手当を行いました。しか し、ついに３回目の春を迎えることはできませんでした。
　まだまだわからないという気持ちがあり、今日まで引き延ばしてきた区切り を、１０月２４日（土）に行います。企画運営は、移転に関わった人と、その 時は住民のひとりとして参加した、若い世代の混成部隊です。
　祭りは、「伝承祭」と命名しました。世代を超えて連綿と伝わるものがありま す。それによって個々の「死」の意味が変わります。えみき爺さんを真ん中に、 灰塚の過去と遠い未来の間にあるその時の「いま」を、共に分かち合いたいと 考えています。
えみき爺さんに思いを寄せた多くの皆さんに、御参加していただきますよう、 お願いとご案内をいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　「えみき伝承祭」実行委員会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会長今井秀明
問い合わせ：のそみが丘運営協議会℡０８２４－４４－２２３７ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　えみき移植プロジェクト実行委員会　

場所参考：http://map.doko.jp/m/sc=50150470
（えみき公園は灰塚コミュニティーセンターの近くにあります。）

先週末撮影した「狂言の会」のビデオを編集。と言っても、細かい編集はなくて、2本のテープをつなげてテロップを入れるだけなのですが。それでも時間はかかるものです。

また今日の日曜日は家で。本を読んでぐだぐだ過ごす。なんだか毎週こんなことを書いている気がする・・・。

昨日、狂言のことを書いた。何度か書いているように、僕は大学の卒論が能だった。少しかじってみて、やっぱり能は難しかった。まずは独特の語り口のこともあって、慣れないと耳で言葉を理解することすら難しい。そのうえ、多くの謡曲が登場人物を含め、なにがしかの物語・事件などを背景に持っていることが多く、謡曲が出来た時には「教養」としてよく知られた話であっても、今の僕らにはよくわからない話、ということもままあるからだ。特に多いなあ、という印象だったのが「平家物語」を下敷きにした話だった。

数日前、橋本治著「双調　平家物語３」を読み終わった。１，２を読んでしばらく読んでいなかった。もちろん、この本は古典の「平家物語」の現代語訳ではない。まして、しばらく平家すら出てこない。この巻では壬申の乱前後の複雑な皇位継承を固い文体で描いている。登場人物を整理するだけで骨が折れるが、なぜか飽きずに読めてしまう。不思議。

今日は俳優の河原田ヤスケさんからの依頼で、日本俳優連合（現在の理事長は西田敏行さんだそうだ）「狂言の会」の狂言発表会の撮影に行ってきた。狂言の会は普段別々に活動している俳優の方々が狂言を勉強している会。場所は矢来能楽堂。2時からのリハーサルで全演目を見てから6時からの本番を撮影。約2時間、中腰で撮影していたら腰が痛くなったが、楽しい撮影でした。まあ、撮影と言っても、どこかで発表するようなものではなくて、出演した方々が後々の参考にするためのものです。今まで何度か撮影をしていて、この会で「船、山にのぼる」のナレーションをしていただいた川野誠一さんにも出会った。（今回は出演されていませんでした。）もっとも、依頼してくださった河原田さんとは『科学者として』以来のお付き合いでもあります。人のつながりはかくも面白い。（そうそう、この会にも参加しているある俳優の方は、『船、山にのぼる』を見てくださり、広島県の灰塚現地まで船を見にいった方もおられるのでした。）

夜、VIDEO ACT!の会議。新しくできるビデオカタログのことやVIDEO ACT!のブログの運営方法などを話し合う。