2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。
2009/8/20 木曜日
少し先になりますが、11月には2か所で上映がある。ありがたいことだ。
明日から越後妻有。(どうも天気が悪そう・・・。)
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●埼玉県上映
2009年11月3日(火・祝)午後2時5分~
(上映後、本田監督、池田修PHスタジオ代表トークあり)
場所:別所沼会館 大会議室 http://www16.ocn.ne.jp/~bessyo/
(さいたま市南区別所4-14-10、048-861-5219)
入場料:一般1000円、大高生500円、中学生以下無料(※会員は無料)
主催:ヒアシンスハウスの会(※)http://haus-hyazinth.hp.infoseek.co.jp/
共催:JIA埼玉、アートプラットフォーム
問合せ:03-5938-8760(中村)
●静岡県上映
2009年11月8日(日)午前10時~
(上映後、本田監督のトークあり)
場所:清水テルサ1階ホール http://terrsa.net/pc/
(静岡市清水区島崎町223、054-355-3111)
入場料:前売り800円、当日1000円
主催:清水映画サークル協議会 http://www.wa.commufa.jp/~eisa-kur/
後援:第24回国民文化祭・しずおか2009
問合せ:054-365-1073(山本)
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:27:33
2009/8/19 水曜日
国会議員選挙が告示され、街中には賑やかな選挙カーが走り回っている。僕は選挙となると、どうも嫌な思い出がふっと蘇ってきたりして、ちょっとしたトラウマなのかもしれない、と思うことがある。『ニュータウン物語』でも少し出てくるのだが、亡くなった父は某政党(まあ、一応”某”にしておきます)の運動員だった。だから国政から地方議会まで選挙となるとずっと外を飛び回っていた。一方、母は考え方も違えば、そういう活動をしていることも嫌っていたので、選挙になるたびに家の中は暗い雰囲気が漂っていた。だから子供心に不穏な空気が嫌だった。だから選挙カーの賑やかな声を聞くとフラッシュバックのようにあの不穏な空気を思い出すことがある。もっとも、さすがに僕も年をとったので、遠い記憶にはなっているのだけど。
未分類 — text by 本田孝義 @ 21:58:43
2009/8/18 火曜日
ずっとうだうだとどうやって行こうか頭を悩ませていた越後妻有アートトリエンナーレ。とにかく場所が広いから、現地でどう動けるかが問題だったのだけど、理想を描いてもどうにもならないので、現地のバスツアーに参加することにした。一泊二日。予約の申し込みをしたところ、2日目はぎりぎり最後の一人で滑り込みセーフ。宿泊先の目星をつけて予約の電話を入れたら、こちらも最後の一室。なんとか滑り込みセーフ。そんなわけで週末、越後妻有に行ってきます。
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:31:19
2009/8/17 月曜日
子供のころはテレビでスポーツ中継を見ることはほとんどなく、嫌いだった。それがいつ頃か分からないが、10年近く前から時々スポーツ中継を見るようになった。中でも世界陸上は見てきたような気がする。(自分でスポーツをやらないものだから、この競技は見る!というようなこだわりがない。)やっぱり走って飛んで、という単純さが好きなのかも知れない。だから、男子100m決勝を生放送で見ていた。ウサイン・ボルトの走りは衝撃だった。何かとてつもないものを見てしまった・・という感覚だった。・・というのが生で見た時の感想だったのだけど、一日たってつらつら思うに、一体僕が本当に衝撃を受けたのは、本当に彼の走りだったのか、曖昧な気がしてきた。9秒58というのは、まぎれもなく彼の記録だけど、たとえ生放送の中継とは言え、僕みたいな走りに詳しくないど素人にとっては、コンマ何秒の違いなど知覚できるわけがない。(誰が勝った、負けたは分かるけど。)こうしたスポーツは記録あってのことだけど、走り終えた時に表示された9.58という数字に衝撃を受けたことは確かなのだ。じゃあ、僕が受けた衝撃は数字なのか、走りなのか・・・。(そんなの両方に決まってる、と言われておしまいだけど。)
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:51:17
2009/8/16 日曜日
なんとなくハードな映画が見たいな、という気分。どうも今そういう映画が公開されていないような気がして、映画館へ行く気が起きないのかもしれない。そのせいか、DVDで『その男、凶暴につき』と『野良犬』を見る。
未分類 — text by 本田孝義 @ 22:07:18
2009/8/15 土曜日
今日も家で読書。何か課題をもって読んでいるわけではなく、ただ面白そうなものを読み漁っているだけ。で、なんとなくミステリーが読みたいなあと思って手に取ったのが、「向日葵の咲かない夏」。読後の気分悪し。子供目線のサイコスリラー、という趣。冒頭、子供の自殺から始まって、生まれ変わりの話があったり、単純な犯人探しにならないのは凝っているとは思うのですが、着地点はどうにも気分がよろしくない。まあ、そういう日もある。
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:31:02
2009/8/14 金曜日
ほとんどとじこもり状態で読んでいた本は「弩」。弩(ど)というのは西洋の武器でいうクロスボーのことで、日本では普及しなかった武器。少し前に見た「宮本武蔵」(アニメ)でも、押井さんの蘊蓄でなぜ普及しなかったかが言及されていた。そんなこともあって、「農民が武器をとった」という帯の文にも惹かれて読んでみた次第。確かに面白い小説ではあるのだが、思っていたのとはちょっと違った。戦闘シーンは終わり数十ページで意外とあっさりしている。弩の活躍もそれほど多くない。でも面白いのは、因幡の農村生活を丁寧に描写していて、人物像や当時の生活が目に浮かぶようだから。こうした歴史小説は最近の中世研究の成果が如実に反映しているようで、本作の背景にも史実があるそうだ。そうした描写があるからこそ、武器をとる切実さも生きてくるというもの。もっとも、帯に「七人の侍」を引き合いに出しているが、あまり比較せず楽しんだほうがいいと思う。
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:45:09
2009/8/13 木曜日
最近、時々あるのだが、出かけるのがいやになることがある。昨日、今日と出かける気が起きなかった。(もちろん、買い物に行ったりはしてますが。)すっかり出不精な気分のこのお盆。出不精はデブ性?!
未分類 — text by 本田孝義 @ 22:03:38
2009/8/12 水曜日
世間的にはお盆になるのだと思いますが、5月に父の墓参りをしたこともありますし、帰省するような「実家」もありませんし、今年は東京にいることになると思います。
この間の大雨・洪水で身近な方が被災されていたことを聞いた。幸い、怪我とかはなかったようだ。
未分類 — text by 本田孝義 @ 22:35:50
2009/8/11 火曜日
朝5時ごろの地震で目が覚める。しばらくしてから母親から電話。母の住む奈良県でも揺れたようで心配してわざわざ電話してくれたようだ。体感としてはおとといの地震のほうが大きく感じた。
台風が近づいたせいで、大雨を心配していたのだが、東京では大雨にはならなかった。それにしても、夏だというのに、スカッと晴れた日は数えるほどしかない印象。変な夏だ。
夕方、『船、山にのぼる』の撮影を手伝ってくださった、林憲志さんが所用で東京に来られていたので、お会いする。あれこれ映画の話をした。
未分類 — text by 本田孝義 @ 23:38:38
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