隅田川花火大会
僕が住んでいるマンションのベランダからは隅田川の花火がよく見える。昨年、一昨年と花火大会の日に用事があって、見ることが出来ず、悔しい思いをした。今年は暇なせいか(?)久しぶりに隅田川の花火を見ることができた。隅田川の花火大会は2会場あるのですが、我が家のベランダからは両方の花火が見えます。1時間半、とても美しい花火を見て、楽しい時間を過ごしました。
2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。
僕が住んでいるマンションのベランダからは隅田川の花火がよく見える。昨年、一昨年と花火大会の日に用事があって、見ることが出来ず、悔しい思いをした。今年は暇なせいか(?)久しぶりに隅田川の花火を見ることができた。隅田川の花火大会は2会場あるのですが、我が家のベランダからは両方の花火が見えます。1時間半、とても美しい花火を見て、楽しい時間を過ごしました。
今日は夜、『湯の里ひじおりー学校のある最後の1年』というドキュメンタリー映画の上映会に行ってきた。製作中から話を聞いていて楽しみにしていた作品だ。監督は渡辺智史さん。監督は若いがスタッフはベテランの方々が固めている。「肘折」というのは山形県の山奥にある温泉地の名前。地域の小中学校が合併することになり、肘折小中学校が閉校になる。映画は今年3月の閉校式の様子から始まる。その後、肘折温泉の来歴を紹介した後、湯治場としての魅力が丁寧に映されていく。まるで観客もこの温泉に行った気分に浸れる。撮影をはじめ非常に丁寧に作られている。ただ少し残念だったのは、副題にある小中学校の様子がもう少し見たかった、というのが正直な気持ちだ。小中学校そのものではなく、小中学生が地域でどう暮らしているのかといった部分でしょうか。終盤、監督の視線はブラスバンドを復活させる青年団によっていくのですが、そこには同世代に対する共感のようなものがあると思います。だから、その共感をもう少し押し出してもよかったかもしれない。個人的には、雪上運動会から閉校式へ飛ぶ編集にもう少しためが欲しかったことと、終わりはもう一度温泉街に戻ってくるべきではなかったか、とも思いました。と、つい書いてしまいましたが、全体としてはいい映画だと思います。そして、大きな会場に大勢の人。いい雰囲気。いろんな意味で幸福な映画なんだと思います。