津山・高松上映
ここ数日のことを日記風に。
5月22日(金) 夕方、岡山に着く。重い荷物を背負いながらもてくてく歩いて、アートリンクセンターへ。田野さんや真部さんとなんとなく近況報告。最近の活動のビデオを見せてもらったりした。午後7時から伊丹秀徳さんのカフェトークを聞く。自閉症のことをゆっくり聞けてとてもためになった。明日のこともあるので、打ち上げには参加せず、中村智道さんに車に乗せてもらって、中村宅(元・私の実家)に向かう。勝手知ったる自分の家(そういう日本語はありませんが・・)にずうずうしくも泊まる。
5月23日(土) 朝9時に岡山映画祭の小川さん、岡本さんに迎えに来てもらって、一路、美作市へ。無理を言って、父の墓参りをさせてもらう。昨年12月に3回忌をして、当分、来れないだろうと思っていたから、なかなかこういう機会はないので無理をお願いした。少し早めに津山市街に着いて、時間があったので、城東町並保存地区へ行く。以前、岡山の展覧会で一緒だったことがある、大谷俊一さんの展示があるのをたまたま知ったので、見たかったというのもあった。しばし古い町並みを散策、その後、商店街も散策してから、上映会場の喫茶店・茶入へ。昼のランチをいただく。2時半を待って会場設営。ドタバタだったがなんとか上映に間に合う。灰塚から伊藤裕啓さんらが来てくださり、うれしいやら驚くやら。親戚もいっぱい来ていた。父の同級生も。会場は満席。午後3時半上映開始。上映後のトークでは、つい脱線して父のことなどをしゃべってしまった。津山市ではついに映画館がなくなって、まちなかで映画館を!ということで開催される上映会の第1回が今回。そんなこともあって、僕が関わったイセザキ映像祭の話もした。伊藤さんのお話も聞けてよかった。トークのあと、親戚や父の同級生にごあいさつ。続いて、午後6時半から2回目の上映。2回目は少し少なめ。いろんな感想、質問が聞けた。その後、スタッフの方々とお食事。こういう場所で今後も気軽に映画が見れたらいいなと思う。
5月24日(日) 朝9時過ぎにマリンライナーに乗って、瀬戸大橋を渡る。香川県まで渡るのは瀬戸大橋ができて以来。坂出に、大学の後輩(一緒に学生会館の運営をやっていた)二ノ宮くんが来てくれる。一度行ってみたかった、丸亀市猪熊弦一郎美術館に行く。かなり贅沢な空間で少々驚く。お昼は当然、さぬきうどん。二ノ宮くんお勧めのお店で満喫。いざ、上映会場のなタ書へ。まるで秘密基地のような、隠れ家のような空間にいろんな本があっていい感じ。午後2時から上映。トークの予定はなかったのだけど、観客の方から質問があったので、ついトークのような感じに。午後5時から2回目の上映。満席。上映後、トーク。こんな感じ。香川県では来年、瀬戸内海の島々で開催される、瀬戸内国際芸術祭が開催されるので、関わっている方が多く来られていた。質問もいくつかあったので、僕なりに答えた。この日に岡山に帰らなければいけないので、打ち上げは少し顔を出しただけで、マリンライナーに乗って岡山に帰る。
5月25日(月) 朝、妹に迎えに来てもらって、父の墓参りへ。(父は2つのお墓に入っているのです。どちらも、寺のお墓なのですが。)岡山駅まで送ってもらい、昼ごろ、新幹線に乗り帰宅。
たまたま偶然なのですが、1日目の上映が喫茶店、2日目が古本屋という、映画館やホールとは違った場所での上映は面白かったです。こうしていろんな方と出会えたのも楽しかった。