バイオハザード?
ついにというべきか、当然というべきか、関西の高校生を中心に新型インフルエンザの感染が広がっている。感染の拡大を防ぐ対策は必要だと思うが、パニックを煽るようなことだけにはならないでほしい、と思う。
その新型インフルエンザですが、オーストラリアのギブスという人が「人為説」を唱えて、WHO事務局が否定する見解を出す、ということが先週あった。人為説=生物兵器、と短絡する人がいるかもしれないが、「人為」と言っても、実験室やワクチン製造施設での発生を指摘したもので、僕もそういう可能性があるのではないか、と思っていたので、専門家の中にもそういう考えを持つ人がいることが分かった。ルーツはなかなか解明されないだろう。人為説はWHOによってあっさり否定されたが、(ギブス氏は「人為説」の論文を発表するそうですが)僕がここで注目したいのは、「バイオハザード」が起きる可能性を専門家が指摘していることだ。実験室からの漏洩の可能性をはなから捨てるのではなく、きちんと検証してほしい、と思う。