「映画的建築/建築的映画」
昨年、対談させていただいたこともある、五十嵐太郎さんの新著「映画的建築/建築的映画」は、書名を見ただけですぐ読みたくなった本だ。内容は映画の中の建築、あるいはセット美術、建築家を描いた映画など多彩。特に僕が好きな映画のこともいくつか書いてあって、とても面白かった。ご本人が撮影した写真も掲載されていて、読んでいても楽しい。いろんな雑誌などに書いていた文章をまとめた本のようで、いくつか読んだことがあった文章もあったのだけど、こうして「映画と建築」についてまとまめて読めるのはありがたい。