WHOが警戒レベルをフェーズ５に上げたり、日本でも感染の疑いがある人が出たりしている。マスコミの報道レベルでしかないのだが、推移をずっとウォッチしていていくつもの疑問が解消されない。何か書こう、書こうと思いつつどうもきちんとしたことが現時点では書けそうにない。今後気をつけなければいけないのは、いたずらにパニックを煽るような言動ではないかと思っている。冷静に対処することと危険を煽ることは自ずと違うだろう。日本でも患者が発生した場合、考えなければいけないのは、やたら「危機管理」の面を強調することだけでなく、患者の「治療」を忘れてはならない、と思う。

『グラン・トリノ』の興奮が冷め遣らず、イーストウッドの作品が見たくてたまらなくなる。で、見る。見たのは『ダーティーハリー』『ブロンコビリー』『ルーキー』『センチメンタル・アドベンチャー』の計4本。こうしてまとめて見るのは久しぶりかもしれない。まだまだ見たい。

岡山県津山市での上映が5月23日（土）。その翌日、24日（日）に香川県高松市での『船、山にのぼる』の上映が決まった。このブログで、岡山上映が決まったことを書いたら、高松にいる大学の後輩cage238くんが急遽企画してくれたのだ。もう、随分会っていなかったのだけど、2007年、岡山映画祭で上映した時にわざわざ見に来てくれたのが、本当に久しぶりだった、と思う。上映詳細はまた書きます。この2日間が面白そうなのは、津山の上映場所が喫茶店、高松の上映が古本屋という、こじんまりとした上映だということ。楽しみです。

ホームページにも掲載しましたが、岡山の津山市での上映詳細が分かりましたので、ブログにも書いておきます。

——————————————————

岡山県津山市上映会

日時：5月23日（土）第1回上映　午後3時半～5時　第2回上映　午後6時半～8時
                    （両回上映後、本田監督を囲んで茶話会あり）
場所：茶入（ちゃにゅう）（津山市京町47　ソシオ一番街、0868-23-2200）
入場料：1000円（コーヒー付）
主催：津山まちづくり本舗
問い合わせ：TEL＆FAX　0868-23-2250（津山まちづくり本舗　担当：茶室、松本）
　　　　　     　saisai@tvt.ne.jp

予告編を見た時からただならぬ気配を感じて、見たくてしょうがなかった、クリント・イーストウッド監督・主演作『グラン・トリノ』を見た。予想にたがわず、傑作だった。いろんな人がいろんなことを書く、書いているだろうから僕があれこれ書くまでもない。見終わった時に思っていたのは、最近、「あれもこれも」映画に入れたがる人が多いけど、「あれとこれ」だけで映画になる、ということ。もう一つ。僕にとっては、アメリカのサバービア＝郊外の傷んだ風景が心に沁みる映画だった。サバービアを舞台にした、最も重要な映画になっていると思う。

月に一度のバイオハザード予防市民センターの幹事会。再来月には総会が来るので、シンポジウムやいくつかの懸案事項なども検討。

物事の進行は自分が思っているよりよっぽど早い。と言うよりは、自分がぼけっとしていただけ、ということではあるのだが。だから、少し焦る。

ドキュメンタリーというのはままならない現実を相手にするから難しくも面白い。

『part１』を見てしまったら、『part２』も見ざるをえない。何せ、『１』は、いよいよこれから！ってところで終わってしまうのだから。で、『１』はそれほど燃えなかったのだが、『２』も全体的にはそれほど燃えなかった。もっとも、最後の決戦はそれなりに面白かったのだけど。集団合戦は見かけが派手なわりに面白かったためしがない。多分、主役級は往々にして「大将」だから意外と闘わないわけです。『レッド・クリフ』も最後になってやっと主役級が戦います。個人的には現在連載されている漫画「センゴク」を映画にしたら面白いんじゃないかと思いますけど。（最近でこそ部下が出来ましたが、それまでずっと戦場の一番ヘビーな闘いの最前線に主人公がいて、戦い方も面白い。）

関係があるようなないような話。SMAPの草なぎ剛が逮捕されて話題騒然ですが、主演映画『BALLAD』の公開についても取りざたされている。この映画は『クレヨンしんちゃん　アッパレ戦国大合戦』の実写化ですが、元の映画が傑作ですから、なんでまた実写にするのか僕にはよく分かりませんでした。このアニメ、監督の原恵一さんが戦国時代の合戦描写にもこだわっているのでそういう部分も興味深いです。（せっかく実写にしたのならそういう部分もちゃんとやってることを期待します。）

先日書いた、『船、山にのぼる』の岡山上映は、津山市で5月23日（土）に決まりました。詳細は近々ホームページに掲載します。

津山市と言えば、子どもの頃、父方・母方双方の実家が県北にあったので、そのついでに何度か行ったことがある。その時は大きな街だなあ、と思ったものだが、数年前行った時はまた印象が違った。親戚もいることだし、身近な人にもお知らせしないと。

夜、VIDEO ACT!のスタッフ会議。VIDEO ACT!自体はゆるい組織で、スタッフ会議も原則誰でも参加できる。そうは言っても、大体、メンバーは固定しているのだけど。僕自身は、なんだかんだとずっとスタッフ会議に参加している。会議は具合的な運営に関してなので、事務的な話がどうしても多くなる。今日は、秋に発行予定のビデオカタログの細かい話が多くなった。今後はもっといろんな作品に参加してもらえるようにしていかないと。