風が強い日は・・・
今年は暖冬のような気がするが、風が強い日が多い気がする。今日も、自宅の窓ガラスがびゅうびゅうなって、外に出るのがおっくうになる。そんな日は、家で本を読む。晩御飯を買いに出ただけの日でしたが、買い物も強風で・・・。
2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。
今年は暖冬のような気がするが、風が強い日が多い気がする。今日も、自宅の窓ガラスがびゅうびゅうなって、外に出るのがおっくうになる。そんな日は、家で本を読む。晩御飯を買いに出ただけの日でしたが、買い物も強風で・・・。
ここのところ、映画を見る気力が減退しているせいか、土日に時間があっても、ついつい近くの映画館に行くことが多く、あまり遠出(というほどでもないが・・・)をしたくない気分が続いている。加えて、回数券を買っているから、安く見れるということもあるのだが。
そんなことで、今日は『20世紀少年 第2章』を見た。原作も全部読んではいる。まあ、見なきゃいけない、ということではないのだが、3本作られるなら見ておこうか、というほとんど惰性の気分。原作が話を広げすぎで、ぐずぐずになっていったように映画も漫画の筋と同じだからぐずぐず感満載。漫画を読み始めた頃は、面白くなりそうな気がしたのだけど・・・。「ともだち」が誰か、という謎で引っ張るわけだけど、もっとぐちゃぐちゃとした現代らしい暗さとリンクしていれば、もっと良かったはずなのに、とは思っている。
意図的でもあるのですが、事務所の古いパソコンは、一応、ネットにつながってはいるのですが、とても作業環境が悪い。だから、メールやら何やらでやりとりする仕事は家でしている。今日はそういう仕事がたまっていたので、家で作業。
今、関わっている企画で上映する作品を整理していたら、100本以上あることがはっきりした。もっとも、短編が中心なので多く思えるだけだと思うのだが、それでも100本越えるとちょっと爽快。今日で上映作品がほぼ確定。次はチラシの作成に入らないと・・・。
今日は第43回のVIDEO ACT!上映会。よくよく考えてみれば、昨年11月末にドキュメンタリー祭をやった関係で、定期上映会自体は約半年振りだった。夕方、飯田橋に行って、次回の上映会のチラシ印刷を少しお手伝い。会場に早く入れたので、準備もスムーズ。今日上映したのは、『belief』。2007年に下北沢で上映された時は僕も見に行った。今日は、ナレーションを監督の土居さんがリアルタイムで行なう、本来意図したバージョンでの上映。上映後のトーク&ディスカッションでもいろんな意見が出て盛り上がる。風邪はほぼ治ったと思うのだけど、全快ともいかず、打ち上げには参加せず帰宅。
横浜の某所にて、3月に企画しているイベントの打ち合わせ。加えて、上映作品がかなり決まってきたので、数作品を試写。おおよその雰囲気が分かれば、と思ったのだ。もうここまで来たら、このまま行くしかないのだが。宣伝期間のことを考えると、そろそろ時間との勝負になってきた。もう一分張り、だと思う。
夜、『007/慰めの報酬』を見る。(こんなことしているから、風邪の治らない・・・)別に007シリーズのファンではないのだけど、なんだかんだと見ているような気がする。前作からのダニエル・クレイグはいいな、と思ったのだけど、どうもストーリーがぐだぐだだった印象がある。だから、クレイグ=ボンドは好きだから、本作もちょっと期待して見た。アクションもいいし、クレイグもいいのだけど、見終わって何か釈然としない。それは、多分、前作の純然たる続編になっていて、前作の「恋人の死」が尾を引いている設定なのだけど、前作の詳細を忘れた者としては(前作を見ていない人もそうだろうけど)ボンドの悲壮感、暴走がどうも伝わらないからじゃあないだろうか。わざとらしくても、恋人との前作のシーン(または新たなシーン)でも見せてくれたら、もっとぐっと来たろうに。
今野敏著「武打星」読了。”武打星”とはアクションスターのことだとか。日本の空手をやる若者が香港映画のアクションスターを夢見る話。すらっとすぐ読めた。(その分、ひっかかりもないわけだけど・・。)香港の街の雰囲気、映画界の様子が読んでいて楽しい。設定が80年代になっているのもいい。