2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2009/2/18 水曜日

うまくいかず・・・

何となくいろんなことのタイミングがうまく噛み合わず、思うようにいかない。まあ、こういうことはよくあること、と思うことにする。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:40:35

校正/『へばの』

今、関わっている”イセザキ映像祭2009”。(正式な企画名がこれになったようなので、書いてしまおう。)誰のせいでもないが、少し予定が遅れてチラシのラフが届いたので、慌てて文字校正をする。そもそも、この企画、僕は立場で言えばコーディネイターなので、どこまで関わればいいか、手探り状態なのだが、やるべきことはやらないといけないと思うので、今はまずはチラシが出来るのを見届けよう。

、『へばの』を見に行く。撮影の高橋くん(と、つい書いてしまうが)は、大学時代、一緒に自主上映をしていた後輩。公開から時間が経って、気にはなっていたのだが、ついつい見るのが遅くなった。さて、この映画、長い感想を書くのはやめておこう。久しぶりに映画らしい映画を見た、気がした。特に最近、いろんな日本の映画の予告編を見て、全く映画の匂いがしてこなくて呆然としていたのだが、映画が究極的には時間と空間の表現とすれば、ああ、映画だなあ、と思えた。高橋くんの撮影も良かったです。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:36:31

2009/2/16 月曜日

地デジ

あまり報道されていませんが(問題の性格上、テレビではまず報道されませんが・・・一種のタブーですね)この2月17日にアナログ放送を完全にやめる予定だったアメリカでは、とりあえず6月まで停止しないこととなりました。景気悪化などが背景にありますが、とりあえず、低所得者などがテレビを見れなくなることを避けるためのオバマ政権の決断だったようです。

日本では2年後に、アナログ放送停止の予定で、「地デジ」キャンペーンをやってますが、昨年9月時点で約半分しかデジタル対応になっていない。僕は、(前にも書きましたが)偶然にも、父親の遺品のテレビを無理やり岡山から東京に送って、ちょうど同じ頃、マンションもデジタル対応になったので、デジタルテレビを見ることが出来ていますが、もし、今、「テレビを買い換えろ!」と言われたら、腹が立つと思う。特に、一番テレビを見ているのは高齢者。高齢の方々は「アナログ」「デジタル」と言われたって、分かりにくいだろう。今のキャンペーンだって、はっきりと「テレビを買い換えてください」(もしくはチューナーを付けてください)と言えばいいのに、さすがに露骨に言うのははばかられるのか、やっぱり分かりにくいと思う。僕の知り合いには映像関係の仕事をしている人も多いわけですが、そんな彼らですら、デジタルテレビを持っていない人が多かった。

週刊現代が利権の話など、意欲的に追求をやっているのですが、今週号では旅館・ホテルなどが悲鳴を上げている、という記事が載っている。税金だってかなり使われている。

「地デジ」には問題が山積みですが、やっぱりテレビでは追求しないでしょうね。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:34:08

2009/2/15 日曜日

夜中に目が覚めた・・・

最近、時々あるのだが、今日も夜中に目が覚めた。そのまま眠れず。朝方、少し寝る。

こういう状態は何か精神的なものかもしれない。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:37:39

2009/2/14 土曜日

春が近づく・・・

今日は暖かかった・・・ようですが、相変わらずの出不精が続き、今日も自宅で。それでも、夕方、少し散歩に出て、ああ、暖かさを少し実感。春が近いのだろうか。(もう1回ぐらい寒くなると思うけど。)

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:49:55

2009/2/13 金曜日

エアー・ポケット

現在関わっている、某企画。上映作品も(僕が担当する部分は)決まり、現在、チラシ作成中。となると、今、僕が出来ることが急になくなってしまい、なんだかエアー・ポケットに入ったみたい・・・。そうは言っても、開催までの時間もなく、気は焦るばかりだから、どうにもこうにも精神安定上、よろしくない。まあ、こういう企画は、上映が終わるまでこういう気分なんだろうなあ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:42:39

2009/2/12 木曜日

『クローンは故郷をめざす』

夜、『クローンは故郷をめざす』という映画を見に行った。予告編を見て、タルコフスキー+『ガタカ』のような映像に惹かれた。もっとも、自分が好きな世界だからこそ、ダメな映画だったらどうしよう、という不安もあるのだが。で、見た感想は、ちょっと残念。こういう叙情的なSF映画って、なかなか日本では成立しない中で(企画が通りそうにない、という意味です)意欲的な作品であることは間違いないし、いろんな要素が僕の好きな世界でもある。でも、心が震える一歩手前で感情が戻ってきてしまうといいますか、スクリーンの向こうに心が運ばれることはなかった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:40:52

2009/2/11 水曜日

「雷電本紀」

飯嶋和一著「雷電本紀」を読み終わった。随分前に単行本を読んでいたのだけど、最近の相撲界の事件や朝青龍に対するバッシングや劇的な優勝などを見ていて、久しぶりに読んでみたくなったのだ。丹念な取材を元にかかれたディテールがやはり素晴らしい。前に読んだ時には、ひたすら化け物じみた強さの雷電が印象に残っていたのだけど、今回読んで、その強さゆえの寂しさが印象深かった。いい小説だと思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:16:50

2009/2/10 火曜日

ああ、東京ビデオフェスティバル

今日、発表になったのだが、東京ビデオフェスティバル(TVF)からビクターが撤退することになった。今年で31回を数える、日本最大のビデオコンテスト、実質的にこの3月の表彰式が最後になる可能性が高い。残念。僕自身は応募したことはないのだけれど、一ファンとして本当に残念。随分前に、知人に連れられて表彰式を見に行ったのが最初で、それ以来、いくつもの作品に出会ってきた。ある時には、5日間ほどビクターのショールームに通って、過去の入賞作を延々と見せてもらったこともある。何が面白かったかと言えば、作者の年齢も性別もバラバラで、いろんな作品があったこと。小学生の作品に感動し、シルバー世代の作品に感心した。小学生には小学生にしか描けない世界があり、シルバー世代にはシルバー世代にしか描けない世界があった。(今年の優秀作品にはなんと80歳の方が作った作品がある。)こんなに幅広い作品が集まるフェスティバルはない。多分、100年後、「かつて日本はどんな社会だったか」と調べる人がいたら、TVFの作品を見るのが一番いいと思う。(外国の作品も多いのだけど、僕はあまり見ていない。)TVFのおかげで、日本の映像文化は確実に豊かになったはずだ。もちろん、これからも多くの人がビデオを作るだろうから、見ることは出来るのだけど、まとめて見れる機会はそうそうないだろう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:50:53

2009/2/9 月曜日

DVD

今、関わっている企画の関係で、先週末、DVD7枚が送られてきたのでひたすら見る。見る前にプログラムを組むのは、普通ならありえない話だが、そこは製作者(正確に言うとグループ代表の方)を信頼して組んだ。とは言え、見てませんでした、という訳にもいかないから、やはり見ておこうと思った。

見始めたら、どうもDVDにノイズが出る。慌てて、クリーナーを買いに行って、クリーニングしてもやっぱり出る。出ないものもある。DVDって、結構、不安定なメディアなので、往々にしてトラブルが起きやすい。晩御飯を食べてから、再度チェックしたら、大丈夫なものもある。原因はよく分からないが、ちょっとイライラ。もう一度、別の方法でチェックしてから先方に聞いてみよう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:54:22

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