2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2009/1/12 月曜日

厄年

僕自身はあまり気にしていないのだけど、今年、僕は厄年になるそうだ。「厄払いしたほうがいい」と助言してくれる人もいて、今日、西新井大師に行ってきた。もっとも、祈祷などは高そうだから、結局、お守りしか買いませんでしたけど。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:58:43

『犬と猫と人間と』

今日は、夜、『犬と猫と人間と』というドキュメンタリー映画の完成試写会に行ってきた。監督は以前からの知り合いである、飯田基晴さん。製作を始めた時から話を聞いていて、4年越しで完成させた作品だ。最近、動物物のドキュメンタリーはいっぱいあるし、昨年は猫の映画もいっぱい公開された。タイトルだけ聞くと、そういう映画と同じように思う人もいるかもしれませんが、さにあらず。可愛い犬も猫もいっぱい出てきますが、同時にこれから処分=殺されてしまう犬猫も出てきます。つらいつらい画面もあり、泣いている人も多くいました。また、なんとか命を繋ごうと努力している人たちもいっぱい出てきます。それらの画面を見ながら、僕は、この映画は人間のエゴについての映画なんだ、と気付きました。犬や猫は人間にとって一番身近な動物で、付き合いも長いわけですが、見ている人の心の持ちようで、自分の鏡を見ているような心境にもなります。多分、犬や猫が好きな人ほど、心穏やかではいられないでしょう。だから、タイトルに「人間と」とあるように、人間との関係を考えてしまいます。適切な言葉ではないかもしれませんが、人によっては衝撃作であり、問題作にもなるでしょう。普段、あまり目にすることのないことも丁寧に取材しています。確実に言えるのは、今年一番の話題作になるに違いありません。他にもいくつも考えたことがあるのですが、うまくまとまりませんので、雑駁な紹介ということで。

ちなみに、前にも書きましたが、家にはチャコちゃんという猫が1匹居ます。近所のお店に「子猫を貰ってくれませんか」という紙が張ってあって、見に行ってとても可愛かったので飼い始めました。もうすぐ4歳になります。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:13:11