2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2009/1/31 土曜日

会議/石川真生展

午後、早稲田大学にて、この間いろんな方が執筆・編集してきた、予研=感染研裁判に関する本の編集会議。ほぼ原稿が揃って、細かい点をチェック。ちょっと読んだだけでも、色々と出てきて、僕がやるわけではないが、最終的に校正をする方が大変そう。それでも、本の形が見えてきたのはなにより。

夕方、南麻布に新しく出来たギャラリー”TOKIO OUT of PLACE“に行って、石川真生展<Laugh it off!>を見る。石川さんも沖縄から来られていた。今回の目玉は石川さんのセルフポートレイト。こちらももちろん面白いのだが、僕は壁面いっぱいにたくさん貼られた、「Life in Philly」にしびれた。今まで見た写真もあったけど、このシリーズをこれだけの数、まとめて見たのは初めてだったと思う。写真集にもなっていないし。フィラデルフィアの黒人たちの生き様が写真からにおってくるよう、声が聞こえてくるよう。その後、石川さんのぶっちゃけトークを聞く。写真も石川さんの話にも、いつも元気をもらう。

レセプションがあったのだけど、やっぱりどうも体調が思わしくないので、帰らせてもらった。咳も出てないし、熱もないから見た目は風邪ではないようなのだけど、頭が重い。なんだか今年の風邪は変だ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:37:44

2009/1/30 金曜日

事務整理/作品を見る

午前中、宅急便が届いたり、電話があったりしたのだが、どうしても体調が悪くその後ダウン。少し休んで回復。

午後、今、関わっている企画関係の事務整理。上映作品がほぼ見えてきた。夕方から、まだ未見の作品を延々見る。全く飽きない。面白いと僕は思うのだけど、どうだろう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:11:59

2009/1/29 木曜日

『ご縁玉』/挨拶文

ある方から勧められながら、どうしても見にいけなかった(と言うより、どうもモーニングショーは苦手だ)ドキュメンタリー映画『ご縁玉』をやっと見に行った。上映は明日までだから、ギリギリ滑り込みセーフ、といったところか。

映画は、大分で<いのちの授業>を続けてきた山ちゃんこと、山田泉(元養護教論)とベトナム孤児としてフランス人の養父母に育てられ、今や国際的に活躍するパリのチェリスト、エリック-マリア・クテュリエの交流を描いた作品。(HPより)見ながらいろんなことを考えた。感想はあえて書かない。

映画を見終わったら、また頭が痛くなってきた。やることがあったので、帰宅。

痛い頭を抱えながら、今年も6月に開催される、平和のためのコンサートのチラシ挨拶文を書く。なんだか硬い文章になってしまったような気がしなくもないが・・・。

他にもいくつか大事な連絡など。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:27:20

2009/1/28 水曜日

「チャイルド44」

世間的には評判のいい、「チャイルド44」を読み終わった。風邪をひいてぼうっとした頭で読むような本ではなかったかもしれないが、そういう時だから余計、不安定な心理状況で読めたかもしれない。簡単に言うと、旧ソビエトの連続殺人鬼を追うミステリー。とくれば、実在の殺人鬼・チカチーロの事件をヒントに書かれた小説。ただし、時代設定を50年代に移している。で、僕は世間で話題になっているほど面白いとは思わなかった。確かに、旧ソビエトの寒々しい警察国家(ゆえに「犯罪は存在しない」という建前!)の描写は興味深いものの、どこかご都合主義な感じもする。二転三転して、ついに殺人鬼の正体が分かるラストには、それはないだろう、という感想。リドリー・スコットによって映画化されるらしいけど、まあ、本当に映画にこぎつけるかどうかは分からない。(原作のオプションが買われても映画にならないことは多いから。『ブレード・ランナー』だって、オプションを買ってから映画化までには随分時間がかかってますからね。)

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:37:08

2009/1/27 火曜日

打ち合わせ

風邪はほぼ大丈夫・・・のような気がする。

夕方、某所にて打ち合わせ。かなり具体的な話が出来たので、今週中にかなりつめられると思う。ここまできたら、がっと進めてしまうしかない。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:10:18

2009/1/26 月曜日

ぼけた頭で・・・

風邪が全快、というわけにはいかず。けど、いくつかやらなければいけないこともあり、ぼけた頭でこなす。明日は大切な打ち合わせが・・・。まあ、大丈夫でしょう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:01:09

2009/1/25 日曜日

今日も風邪気味で・・・

本格的に風邪をひいたわけではないが、風邪気味、というやつで。今日も休む。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:18:53

2009/1/24 土曜日

風邪ひいた・・か・・

朝起きると、どうも頭が痛い。風邪をひいたかもしれない。夕方、出かける用事があったのだが、行くのをやめにした。ああ、なさけない。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:09:27

「希望ヶ丘の人々」/東京ビデオフェスティバル

昨晩、重松清著「希望ヶ丘の人びと」を読み終わった。僕は重松さんの本が好きで、『ニュータウン物語』の時に対談をさせてもらったのはとてもうれしかった。それなのに、ある時から急に読めなくなってしまった。嫌いになったわけでは全然ない。むしろその逆で、なんだか沁みすぎて敬遠してしまっていたのだ。だけれど、今度の本は帯に「新ニュータウン小説」なんて書いてあるから読まないわけにはいかない。500ページを越す長編だけど、あっという間に読んでしまった。よかった。登場人物の心のゆれが、「希望ヶ丘」というニュータウンによく溶け込んでいる。重松さんは本当に文章がうまい。これからは、少しずつさかのぼって、今までのブランクを埋めていこう。

今日は、昼間、東京ビデオフェスティバルの入賞作品をネット上でいっぱい見ていた。映画祭やコンテストって、日本にもいっぱいあるけど、僕が最も刺激を受けるのはこのフェスティバル。もう、30年以上続く、日本最大のビデオコンテストだけど、このコンテストが面白いのは「うまい・へた」コンテストではないところだ。アマチュアだろうがなんだろうが、伝えたいことを伝えている作品は面白い。今回入賞作品を見ていて、「老い」を見つめた作品が心に残った。何が大賞を取るか分かりませんが、表彰式には行ってみたい。

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:36:58

2009/1/22 木曜日

相談

今日は、午後、『犬と猫と人間と』を作った飯田さんと会った。映画の宣伝をしている、原田さんも同席。(この映画の、ということではありません、念のため。)せっかく、時間も労力もかかった映画なんだから、多くの人に見てもらいたいだろうし、そのためには、映画館での公開も視野に入っていることと思う。僕は勝手に自分の考えを伝えた。まあ、役に立つか立たないか分かりませんが。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:52:14

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