チラシ/「モーダルな事象」/『アイアンマン』
午前中、デザイナーの高木さんからチラシのデータを受け取る。明日、午前中、入稿できそう。助かりました。
先週はずっと調子が悪かったのだけど、そんな時に奥泉光著「モーダルな事象」を読んでいた。長い小説だが読み終わった。小説の中で、幻を見るシーンが出てくるのだけど、自分の体調の悪さとダブって、その話も夢うつつのような不思議な感じ。えらく長くてミステリーであり、近代小説に関わる話もあったり、なかなか入り組んだ話なのだけど、書き方が歯切れがいいせいか、すらすら読めた。じゃないと、こんな時には読めなかっただろうなあ。
午後、『アイアンマン』を見た。アメコミの実写版ってそれほど興味もないし、むしろはずれることが多いから、特段見たかったわけではないのだけど、監督が『ザスーラ』の人と知って興味を持った。『ザスーラ』ってどうってことない映画だけど、安心して見れる面白さがあった。意外と、こういうセンスって今の時代、基調だったりする。で、『アイアンマン』もそんな感じ。特段面白くも無いが、悪くも無い。決して平均点というわけでもなく、安定感という感じでしょうか。下手な野心がないのがいいのかな。もっとも、兵器産業に関してはすっきりしませんが。(まあ、そういう部分を突っ込む映画ではないでしょうし・・。)