2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2008/6/20 金曜日

チラシ撒き/明日からシネマテークたかさき

今日もチラシ撒き。今日は神宮前のお店を回る。あまり馴染みのない場所ということもあって、5丁目、6丁目などの方向が分からず、しばらく苦労したが、ぽつぽつ回る。まあ、そんなものか。梅雨時とあって、雨が降らないか心配だったのだけど、どうにかもったみたい。

明日からは1週間、シネマテークたかさきで上映。本当は公開初日の明日に舞台挨拶に行ければよかったのだけど、明日はバイオ市民センターの総会が重なっていて、どうしてもそちらにも出なければならず、舞台挨拶をあさってにした。日曜日の夜にどれだけ来てもらえるか分かりませんが・・・。とにもかくにも、明日からの上映、一人でも多くの方に見ていただきたい、と切に願う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:20:05

2008/6/19 木曜日

今日もチラシ撒き・・

今日は渋谷界隈でチラシ撒き。当初、ある情報を元にお店を回ろうとしていたのだけど、よさそうなお店が結構あって、飛び込みでUPLINK周辺のショップ、喫茶店を回る。中には映画のことを知ってくれている方もいて、ありがたい。渋谷駅近くでも、お店などを回る。

最近は情報の流れも早いから、基本的にはもう情報が消えている、と思って宣伝をやらないといけないのだけど、映画のことを知ってくれている人に会うとほっとする。でも、まがりなりにもユーロスペースでの公開では30誌・紙ほどで紹介されたのだから、今回はそういう媒体での紹介はかなり難しいわけで(それでも少しはあたるつもりだけど)どうやって上映を知ってもらうかは頭が痛いところ。

まあ、まだ時間はあるのでぼちぼちやっていこう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:15:51

2008/6/18 水曜日

美術系の大学

『船、山にのぼる』をユーロスペースで公開したのは4月5日だった。だから、宣伝をやっていた時はちょうど大学が春休みの時期だったので、大学関係へのアプローチがうまく出来なかった。だから、今回のアンコール上映は、上映自体は夏休みになるけど、ぜひ、美術を学んでいる大学生にも見てもらいたいなあ、と思って、約20校ほどにチラシを郵送した。もっとも、ちゃんと学内に置いてくれる保証はないのだけど。(かと言って、1校1校行くのは大変だからなあ。)

大学の住所を調べるためにネットを見ていたら、入学案内のサイトだったせいもあって、各大学の授業料がのっていた。さすが美術系だけあって、高い。僕が行っていた法政大学の倍~3倍ぐらいする。(まあ、行ったのが一番安いと言われた文学部だし、昔の話ではあるし。)それにしても、チラシは送らなかったけど、デザイン・メディア系の学科も多いようで、僕が大学に入る頃こういう学科があったらどうだったろう。と言うのも、僕は映画関係の大学に行きたかったけど、諸般の事情で行けなかった。だから、文学部に行った。その代わりではないが、大学に入ったらすぐ映画サークルに入った。もうそこからは授業そっちのけ。けれど、映画を「勉強」したことは一度もない。ただの我流で今に到る。どういう方向にしろ、今の時代のほうが映像を学ぶチャンスは多いと思う。うらやましいような、そうでもないような・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:07:32

チラシ撒き

今日からさっそくチラシ撒き。今日は銀座方面のギャラリー巡り。

日本橋から行ってみようと思って行ったのが、ブリヂストン美術館。岡鹿之助展というのをやっていたのだけど、これがよかった。チラシは置けなかったのだけど、単なる美術館めぐりに。

その後、いっぱいギャラリーを回る。映画を見たいと思ったけど、行けなかった、という方が何人かおられて、そういう人に話が出来ただけでもよかった。

気になった展覧会は銀座ニコンサロンの「浜昇 VACANT LAND 1989 展」だった。よく知らずに見始めたのだが、なんだかしまらない写真だなあ、と思っていたら、しまらないのはバブル期に虫食いのようになってしまった空き地のせいだったのだ。ひたすら空き地を撮った写真は間違いなく時代の記録。そして、東京の無様な顔。辞典より分厚い写真集があって、欲しい、と思ったのだがさすがに高くて断念。

久しぶりにアートにどっぶりつかった1日だった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:03:38

2008/6/16 月曜日

チラシが出来た/『僕の彼女はサイボーグ』

UPLINKでのアンコール上映用のチラシが届いた。とりあえず、僕のほうでは5000枚。(UPLINK分は10000枚)。また、あちこちでチラシを撒かないとなあ、と決意。(というほど大げさではないが。)近々、都内の映画館にも並んでいくでしょう。どれほど反応があるか分からないので、楽しみでもあり、不安でもあり・・。(前にもこう書いたっけ。)

夜、『僕の彼女はサイボーグ』を見た。真っ当な、むしろ古臭いほどのSF映画でした。(ラブストーリーとして宣伝されてるみたいだけど、SFの要素が強い。)サイボーグ(というよりロボットなんだろうけど)らしい描写もどこかで見たような、ありきたりな表現。でも、それが悪くない、だけじゃなく、監督は確信犯だろう。ベタな展開を踏むことが、切なさ、愛おしさにつながると思ってるはずだ。それも成功している。そのかなりの部分は、綾瀬はるかにつきる。前々から、独特な人だなあ、と思っていたら、サイボーグ役はドンピシャでした。かわいいんだか、美人なんだか、でもなんか「作り物」っぽい雰囲気がよくあってる。ラストは地震も含めて、ちょっとやりすぎかなあ、と思ったけど。他の映画の例を出すまでもなく、サイボーグ・アンドロイド映画・小説って、もっと進んでいる中で、この映画はどこか「懐かしいSF」のテイストがある映画だと思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:22:14

2008/6/15 日曜日

堀切菖蒲園

ちょうど今が見ごろだ、と聞いて、堀切菖蒲園に行ってきた。菖蒲にもいろんな種類があるようで、いろんな名前の立て札がつけてある。確かによく見ると、違いがある。

きれいな花を見ながら、ふと、雨の日に見るのも風情があっていいだろうな、と思った。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:36:39

2008/6/14 土曜日

感動2連発

今日は10時から平和のためのコンサートのリハーサル。予定より早くリハーサルは終了。

 チケットの売れ方があまりよくない、と聞いていたので心配していたのだけど、ほぼ満席に近くなりほっとする。本番中はとにかくスムーズに進行することに気を配る。島筒英夫さんのピアノの弾き語りでは、照明を変化させる。ちょっとやりすぎたかな、と思いつつ、語りにあわせる。舞台監督としては冷静でいなければいけないのだけど、舞台袖で聞きながら涙が出そうになる。感動。会場の皆さんと出演者皆さんで「翼をください」を歌って第一部は終了。その後、梁石日さんの講演が始まるところまではいたのだけど、横浜に行くため会場を出る。

今日から開通した副都心線に乗ったのだけど、混雑のせいもあって、えらく電車がこなかったり、ゆっくり運行していたりで、ちょっとあせる。なんとかBankARTについたら、上映開始10分前。灰塚の方々に慌ててご挨拶していたら、上映が始まった。

上映後、神事の後、いよいよ神楽団の舞い。何度か見ているけど、相当練習をつんだせいか、今日は今まで見た中で一番かっこよかった。ビデオを撮りながら、感動していた。こんな素晴らしい上映会が出来るなんて、僕は幸せものだ。

公演後、皆さんで乾杯。恥ずかしながら乾杯の音頭をとることになってしまった。いろんな方と話をしたり、灰塚の方々と和やかに話をした。灰塚の方々は今日横浜で1泊して、明日の夕方飛行機で帰るそうだ。

一生のうちで多分、そうそう経験できない、充実した1日だった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:24:10

2008/6/13 金曜日

明日はイベント2つ

明日は僕が関係するイベントが2つ。今日は細々とその準備など。

まずは、平和のためのコンサート。とにかく滞りなく進行させるための舞台監督。朝からリハーサル予定。第2部の梁石日さんの講演を聞けないのは残念なのだが、コンサートが終われば横浜まで。映画の上映と灰塚神楽団公演という、夢のような(とはちょっと大げさか)企画。神楽団の方々ははるばる広島県からやってくる。映画の中ではほんのさわりしか映っておりませんが、明日はたっぷりとお神楽を。お面や大蛇の造型も見もの。

2つとも遠足を待つ子供のような気分で楽しみにしつつ、自分にもいくばくかの責任があるから緊張感も、ある。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:39:05

2008/6/12 木曜日

チラシ入稿

UPLINKでの再上映用のチラシ原稿を入稿した。諸般の事情で初めて使う印刷所に頼むことにした。日曜日には出来るそうだ。来週あたりには、少しずつ都内の映画館にも並ぶだろう。僕の方もまたしばらくチラシ配りをしないと、と思う。再上映とはいえ、やっぱり多くの人に見て欲しいから、それなりのことはしないとなあ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:19:50

2008/6/11 水曜日

『隠し砦の三悪人』

何かスカッとする映画を見たいなあ、と思ったら、あんまりそういう映画をやってなくて、どうかなあ、と思いながら『隠し砦の三悪人』を見た。で、見かけはスカッとするはずの映画なのに、全然スカッとしなかった。もう、見るその場から何も残らないというか・・。樋口監督、爆破シーンが好きだからといって、冒頭から爆破シーンで、まあ、それは許せたのだけど、ラストの爆破はどうもなあ。長澤まさみが意外とよかった、と思う。いいというのは、声がよくて、映画に向き・不向きがあって、若手の俳優の人って、映画館で声が通らなかったりする人が多い中、意外と通る声でした。

そういえば、父は黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』が好きだったなあ。僕はリメイクって何でも反対というほど頭は固くないつもりだけど、せめて現在に作り直す意味を感じられる面白さではあって欲しいなあ、とは思う。最近のリメイクの当たりは、テレビだけど『バトルスター・ギャラクティカ』でしょうか。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:08:51

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