ポレポレ/『蟻』/G8サミット
今日からポレポレ東中野で青原さとし監督の『芸州かやぶき紀行』が公開されるので、(別の用事が重なっていることもあって、見ることはできないので迷ったけど)とにかく挨拶だけでも、と劇場まで行った。出来たばかりのパンフレットを買って、もう、本当に挨拶だけ。
その後、渋谷のUPLINKに行って、”小口容子プレゼンツ「変態まつり」第2弾”、書いただけではなんだか怪しいイベントのようだが、要は映像作家・小口容子さんが集めた映像作品の上映会。ここで、同郷の友人・中村智道さんの新作『蟻』が上映されるのだ。初めて大きな画面・音が付いたものを見たのだけど、予想通り傑作だった!意外だったのは、狂った映画だなあ、と思っていたのが、静かな音楽のせいもあって、とてもファンタスティックな映画に見えたこと。恐ろしい密度で描きこまれた映像は、どこか開放的なのだ。内容は悪夢のようではあるけど。それと、1つ1つの足までちゃんと動く蟻が大量に走り回るのは大画面で見てこその迫力。まずは必見!(他の作品に関しては割愛。ごめんなさい。)
それから早稲田大学に行って、G8メディアネットワークのシンポジウムを聞く。台湾、韓国のメディアアクティビストの話。僕も何かやれたらなあ、と漠然と思いつつ、なかなかどうも何をやるのか(やりたいのか)その像が結ばれない。とにかく、僕の場合は、7月2日にG8サミット 先住民族・環境映画祭で『船、山にのぼる』の上映とシンポジウムがあるから、自ら映画祭での上映の様子をレポートしよう、と今のところ思っている。