試写会
今まで3回試写会をやってきて、今日が4回目。後半戦に突入、といったところでしょうか。
少し早めに着いてしまったので、銀座テアトルシネマに行って、前売り券を扱ってもらうよう、交渉。映画館で売ってもらえることになりました。また、チラシがちょうどなくなっていたので(昨日の劇場と違って、ここでははけたということなのでしょうか)追加で200枚ほど置いてもらう。
コピー屋で試写会で配るプレスシートをコピー。数十部作るとコピー代もばかにならない。
用事は済んだのだが、それでも試写の時間にはまだ早い。緊張していたせいか、えらく早く来てしまったみたい。映画美学校のロビーでぼんやりとやり過ごす。
地下の第2試写室では前の映画が終わったところ。前の映画もユーロスペースで公開される映画で、主演の某女優も来ておりました。
今日は原田さんが別の映画の試写があるので、遅れるとのことで試写受付をいつもより緊張して始める。(僕一人しかいないので。)これまでより出足がよくて、始まる頃にはほぼ満席になっておりました。知った方も何人か来てくださった。
上映中に、隣のビルにあるパイオニア映画シネマデスクという所へ行って、前売り券の配券をお願いする。計500枚。
試写会終了後、なんだか熱気がある、と思ったのは製作者の勝手な願望でしょうか。何か、何かにつながっていって欲しい、とは思います。
その後、ドキュメンタリー映画『バックドロップ・クルディスタン』のプロデューサー大澤一生さんと原田さんで喫茶店でお話。この映画、僕も昨年山形国際ドキュメンタリー映画祭で見て、とても面白くてそして唯一泣けた、胸が熱くなった映画でした。市民賞をとったのも納得、最近では毎日映画コンクールのドキュメンタリー賞もとっている。内容は簡単に言うと、日本に来ていたクルド難民が国外強制退去となり、監督の野本さんは後日、クルド人のことを知るためトルコを旅する、という青春ロードムービーでもある。こんなに面白いし、賞もとったし、すぐにでも映画館で公開が決まるのだろうな、と漠然と思っていたら、なかなか難航しているという話がどこかから聞こえてきた。そうしたら、ポレポレ東中野での公開が決まった、と昨日聞いたばっかり。映画館での公開も自主配給という道を選んだようで、僕の経験でも何か役に立つかなあと思って大澤さんと会った次第。僕は偉そうに好き勝手にあれこれ言ってしまったのだけど、僕はこの映画に絶対成功して欲しいと思っている。
もっとも今は人の心配をしている場合ではないのだけど。