2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2008/1/22 火曜日

映画脳/前売り券/『Mr.ビーン』

昨日久しぶりに映画館に行ったせいか、頭の中の「映画脳」が活性化し始めたようで、仕事をさぼって映画館に行きたい気持ちがふつふつと・・・。。

と、今日はポレポレ東中野とアテネフランセ文化センターに前売り券を扱ってもらうよう、預けてきた。少しでも売れればいいのだが・・・。

だかど、早めに仕事を切り上げて(さぼって?)映画館へ行ってしまった。ああ、こんなことでいいのだろうか・・。

夜、見た映画は『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』。なんとなく軽い映画が見たいなあ、というのと時間がどんぴしゃで合ったのだ。僕はビーンのファンではないのだけど、なぜかこの映画は気になった。おまけに、キネマ旬報でかの滝本誠が「傑作」なんて書いていれば、見るしかない。で、映画は面白かった。傑作とは思わないけど、フランスの風景、建築、町並みがスタイリッシュだったのがちょっとびっくり。元々ほとんどしゃべらず、しぐさで笑わせるキャラクターとは言え(その笑いは僕には爆笑とはならなかった)約90分を見せきるのは並大抵ではない。支えているのは意外と端正な映像だと思った。ラストのカンヌ映画祭のシーンは、ウィレム・デフォー扮する映画監督兼主演の映画のナルシストぶりがおかしい。ただ、最後のビデオ上映はありえない、と思うけど・・。(まあ、技術的には出来ることだけど、そういう用意がある映写室、というのはなさそうだ・・・。)

そんなこんなで、少し気が緩んでいる自分でした。

本当は一生懸命、前売り券を売らなきゃいけないのだけど・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:42:12