2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2007/12/25 火曜日

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を本当にやっているわけではない。チラシを配りに歩いていると、これが結構、歩くんです。そもそも地図を頼りに行ってみるのですが、大体すぐには辿り着けません。近くまで行って、迷って歩いて番地を頼りに探してやっと辿り着くこともしばしば。こんなやり方は非効率と言えば非効率。でも、お店の方とちょっとお話したりすると、自分でチラシを届けてよかったなあ、とも思うのです。

そんなわけで、今年も残り少なくなりましたが、今日もチラシ配り。まずは、御茶ノ水に行って、美篶堂(みすずどう)というお店に。聖橋から下に下りる場所が分からず、ちょっと迷いましたがたどりつけた。小さな店内ではクリスマスプレゼント展をやっていて、いい雰囲気。製本もやっていたとかで、それらしい本などもちらほら。手作り感がいい感じ。チラシを受け取ってくださった。

その後、飯田橋に出て2ヶ所ほど寄った後、神楽坂のアユミギャラリーへ。ここは建築塾などもやっているギャラリー。以前は近くに住んでいたので時々来ていた。厚かましく事務所にお邪魔してチラシを置いてもらうようお願い。しばし歩いて、地球映像ネットワークへ。ここも以前、何度か来たことがある。今でこそ、野生動物のドキュメンタリーって注目されているけど、ここの定期上映会は都会の穴場。古民家を移築した建物も心地いい。ここでもチラシを置いてもらった。

その後、一旦事務所に行って、原田さんと簡単な打ち合わせ。

帰りがけに浅草橋のマキイマサル・ファインアーツへ。浅草橋にこんなギャラリーがあるのは知らなかった。

チラシを置いてもらおうと、始めに声を掛けるのは勇気がいる。でも、ここは恥を偲んで。幸い、チラシを出すと多くの方が「面白そう」と言ってくださるので、チラシの反応はすこぶるいい、というのが実感できる。

最近、すっかり太った太ったと言われるから、歩くのは運動になってちょうどいい。明日も歩こう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 20:43:57

クリスマス・イブ/『俺たちフィギュアスケーター』

今日はクリスマス・イブ。だからと言って特別なことは、ない、と思う。

昨日の大掃除の続きを少しして、とりあえず今年の大掃除は終わりかなあ。

午後から渋谷に出かける。一瞬、「チラシを持っていこうか」と思ったが、今日ぐらいはいいか、と妥協。

で、渋谷に行ったのは『俺たちフィギュアスケーター』というバカ映画を見るため。どうも気分的にクリマス・イブに見るような映画が思いつかず、選んだのがこの映画。最近、立て続けにテレビで紹介されたせいか、大混雑。2時半の回を見ようと思ったら満席で、仕方なく4時半の会を見ることに。時間まで、本屋、タワーレコードをぶらぶら。

脱線。タワーレコードに行ったのは、突然ベートーベンの交響曲を聴きたくなったから。何がいいかCDを探していると、店内に「交響詩フィンランディア」が流れてきた。ああ、この曲は中学生の時演奏したことがある思い出深い曲だ。なんのCDかと見てみると、カラヤンのグレイテストヒットとかいう、企画盤。他にも聴きたい曲が結構入っていたので衝動的に購入。

映画はと言うと、これが面白い。まあ、男同士でペアを組み、それもフィギュアスケートだから下ネタに走るのは予想通り。スポ根ものとコメディーって意外と相性がいいし。要はこういう映画こそ、真面目に丁寧に作らないと笑えない、と思う。その点、この映画はきちんと作ってる。僕の一番のツボはクライマックスに流れる「フラッシュ・ゴードンのテーマ」。この曲で笑えるのは僕らぐらいの世代だろうなあ。ちなみに、僕はリアルタイムで『フラッシュ・ゴードン』を見て、クイーンのサントラも持ってました。今はDVDも持ってます。最近は何を勘違いしたか、フジテレビがF1のテーマにして、「何が起きた?」と思ってたのだけど(来年はどうすんの?)、この映画でまたまた爆裂した感じですね。久しぶりに、映画館で拍手が起きるのを聞きました。(映画祭はのぞく。)

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:02:08