2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

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2010/7/31 土曜日

茅ヶ崎市美術館/隅田川花火大会

午前中、とある用事を済ませてから、午後、茅ヶ崎へ。今日は午前中と午後計2回、茅ヶ崎市美術館で「船、山にのぼる」の上映があるのだ。午前中は行けなかったが、午後2時半からの上映後には僕のトークもあるので、上映から立ち会おうと思い出かける。茅ヶ崎自体にはほとんど縁がなく、行った記憶がない。だから駅を降りて、「海の街」の雰囲気が漂っているのが新鮮だった。(これが遊びだったら泳ぎに行きたいところだ。)美術館は静かな森の中にある小じんまりしたいい雰囲気のところだった。担当の木下さんと軽くトークの内容を打ち合わせてから、常設展を駆け足で見る。2時半上映開始。それほど多くの観客ではなかったが、久しぶりにお客さんと一緒に見ていた。今日はDVDの上映だったが、画面が小さかったこともあって、思っていたよりはきれな画面でほっとする。上映後、自分の美術との関係から話し始めて、あちこちよたよたしながら45分ほど喋る。質疑応答で中年の女性の方が感想を語ってくださりありがたかった。映画が出来て3年経つけれど、この間思うのは非常に年齢層の幅広い方々から感想が聞けたことは作った時には思っていなかったことだ。その後、慌ただしく帰宅。

急いで帰ったのは、今日は隅田川の花火大会。以前にも書いたように、我が家のベランダからは2会場、両方、きれいな花火が見れるのだ。ここに来て5年目だけど、所要が重なって見れなかった年もあり、今日が3回目。約1時間半堪能。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:44:45

コメント (2) »

  1. 土曜日、茅ヶ崎美術館で観ました。
    村の人の「水没っていうのは、どうみたってマイナスのイメージなんだよ。
    そんだけど、この船が山にのぼるっていうのは、すごくおもしろいんだよね。
    村にとってさびしい出来事が、
    ちょっとでも楽しい出来事のきっかけになるというのがいいじゃないの」
    というような会話の場面がとっても印象的で、じわじわっと効いてきました。
    アートの意味(チカラ)をひとつ目の当たりに体験した気分でした。
    観終わったあとは、声もでないほどに心に響く映画でした。
    ありがとうございました。

    コメント by kato — 2010/8/1 日曜日 @ 18:12:13

  2. >katoさま
    見ていただきまして、ありがとうございました。
    こうして感想を聞けるのが、何よりうれしいし励みになります。

    コメント by 本田孝義 — 2010/8/1 日曜日 @ 20:36:42

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