『ホームレス・ワールドカップ』/『憐れみムマシカ』
事務所で諸々の作業。パソコンで作業しつつ、分からないことを一つずつ解決。
夕方、『ホームレス・ワールドカップ』というドキュメンタリー映画を見る。ホームレス・ワールドカップというのは、2003年以後、毎年開催されている、ホームレスの人だけが参加できる、ミニサッカーの世界大会、だそうな。面白そうだったので見に行ったのだが、最初は興味深かったのだけど、途中で飽きてしまった。特に肝心の大会が始まってからは、画面としては(うまい下手はおいておいて)結局サッカー大会だから・・・。登場人物が多いのもマイナスかもしれない。話は違うけど、シネマライズが7月からは1館(今は3館)になる。今日見たライズXは、とてもイレギュラーな空間で、映画を見るにはあまりいいところとは言えない。けど、ふと考えてみれば、ここで結構、ドキュメンタリー映画を見たと思う。そうした映画が見れなくなるとしたら、それはそれで寂しいかもしれない。
その後、ぎりぎり時間が間に合ったので、『憐れみムマシカ』という、不思議な(ちょっと覚えにくい)タイトルの、日本のインディペンデント劇映画の試写会に行く。未確認生物をでっちあげて、町を有名にする、というドタバタ・コメディー。(だと思う。)基本はコメディーなのだけど、見始めて気づいたのは、最近の若い監督の共通モチーフに「地方都市」の閉塞、というのがあるのだ、ということをあらためて気づいた。もちろん、各々のアプローチは違うけれども。本作の背景も同じ。ふと前に見た『ヒナゴン』のことも思い出したりしていた。
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