食と現代美術part6 フルコース
今日は午後から横浜のBankART1929に行ってきた。タイトルの展覧会を見る前に、現在、BankART NYKで開催中の学生の展覧会を見る。BankARTはこのシーズン、すっかり卒展が定着してきたようだ。今日見ただけでも、4つの学校。倉敷芸術科学大学大学、東京綜合写真専門学校研究科、横浜国立大学建築学コース、関東学院大学人間環境デザイン学科。1か所でこれだけ見れるのはそうないだろう。個々の感想は長くなるので省略。
その後、BankARTの池田さんと(途中から)blanClassの小林さんと「フルコース」を回る。BankARTが毎年続けている、食と現代美術も今年で6回目。今回は館内の展示はなく、街の中を散策しながらいろんな場所を尋ねる仕組み。1階ショップ付近には4人の作家の作品が展示されていて、それからBankART pubでカレーを食べてから、木村崇人さんの”電撃料理”。とてもおいしいソーセージに電気を通し目の前でじゅーじゅーいいながら出来上がり。少し歩いて、元町実験ギャラリーでは、白井美穂さん率いるバンドが練習中だった。ここでお酒を一杯。ぴおシティーで小林真依さんの絵を見た後、野毛方向に向かって、三宅航太郎さんを発見。三宅さんのおしょくじプロジェクトは各地で増殖中で、今回は”おしょくじら”。”おしょくじ”はおみくじ+食事。今回はそれにくじらがプラスだ。何かと言えば、野毛にはくじら料理を出すお店がたくさんあって、三宅さんが作ったおみくじを引いて、くじら料理のお店を選ぶ、という仕組み。今日、行ったのは”なりた”というお店。本当に久しぶりに、くじらの刺身を食べておいしかった!すっかりいい気分になって、向かったのはBankART かもめ荘。松田直樹さんのお米のアートを見て、本当のご飯(弁当)をいただく。その後、池田充宏さんの企画「のれんのむこうがわ」では、普通のお店や自宅に伺うというもので、今日、行ったのは谷口商店。すっかり料理が出来ていて、ご飯と一緒にいただく。豆を扱っている老舗のお店であり、駄菓子も。なんだかホッとする、懐かしいような空間。最後は、BankART桜荘へ。開発好明さんが作った、発砲スチロールを積み重ねた茶室がカッコいい。締めに抹茶を頂く。約1時間半、楽しい散策・お食事でした。(料金1500円)
その後、再びBankARTに戻って、オープニングパーティー。ほとんどの方はパーティー後散策に出かけた。僕はしばし待ってから、岡山の友人・真部剛一くんと久しぶりの再会。先に回ったコースを途中まで案内して、桜木町駅で別れた。
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