『どうするアンポ~日米同盟とわたしたちの未来~』
今日は夜、『どうするアンポ~日米同盟とわたしたちの未来~』の完成試写会に行ってきた。ディレクターはVIDEO ACT!で一緒に活動している、小林アツシさん。『軍需工場は、今』や『基地はいらない、どこにも』などずっと硬派なテーマを追いかけていて、今回は日米安保条約改定50年という節目で、何かと話題となる日米安保を真正面から取り上げた作品。日米同盟の背景から今も続く米軍基地の問題までとにかく短い時間の中で総ざらえしたように密度の濃い内容になっている。自分たちで取材した映像に留まらず、沖縄の放送局の映像やアーカイブ映像も駆使し、安保の実態が浮かび上がる。そういう中でも実際に被害にあった方々や闘っている人の姿はやはり強く印象に残る。44分という長さだから平和学習などにもこれから活用されていくだろう。個人的には、2004年に沖縄国際大学に米軍のヘリ(今、問題になっている普天間基地のヘリだ)が墜落した事件の映像を見て、当時、現場にいた時の衝撃がまた蘇ってきた。すでに今週からDVDを発売していて、3月3日には午後7時より文京シビックセンター26階スカイホールで上映会も開かれる。
トラックバック URL :