「サクリファイス」
「サクリファイス」と書けば、映画ファンはタルコフスキーを思うのだろうが、また小説の話。「サクリファイス」(近藤史恵著)。これまた最近文庫になったので読んでみた次第。簡単にいえばロードレースの話。僕はほとんど知らない世界だったので、団体競技としてのロードレース、そこでのアシストの走りなど青春小説としても面白い。後半、ミステリーの要素が入ってきて、つい一気読み。読後は衝撃と感動があったのですが、一日経つと、ちょっと大げさかな、とも思ったり。なんとなく映画になりそう、と思う。
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