2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

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2008/1/8 火曜日

チラシ配布/チケット納入/予告編

相変わらず、今日もチラシ配り。まずは、ICCへ。なんだか行きそびれていたのでやっと行けた。今やっている”サイレントダイアローグ”という展覧会に出品している、銅金祐司さんは以前、大阪の展覧会で一緒だったことがある。植物の電位を使ったインスタレーションは独特なものがある。アートって言うと、文科系のイメージがあるけど、理科系のものもある。チラシも置かせてもらえた。

もう1ヶ所新宿で寄ったのだけど、チラシを置ける雰囲気ではないので退散。次に行ったのは、ギャルリータイセイ。大成建設がやっているギャラリーだ。ル・コルビジエの展覧会をやっていたのだけど、建築家のコルビジエではなく、画家・コルビジエの展示。不覚にも、こういう面があることは知らなかった。絵もうまい。(と僕が言うのも変だな。)

一旦、事務所へ。今日は暖かかったから、汗がたらたら。少し休んで銀座へ。

昨日印をつけたチケット2000枚をメイジャーという会社に納入。ここからいろんなプレイガイドに配券してもらう。担当者が、『ニュータウン物語』のことを覚えてくれていて、「監督さんが直接チケットを持ってきたので覚えてました」とのこと。またまた今回もお願いすることに。確かに、こういうことは普通、配給会社がやることで、製作者と配給を兼ねていると、こういう珍しいことも起きるのです。

その後、せっかく銀座に来たのだからギャラリーめぐり。それにしても、さすがに銀座はギャラリーが多い。選びながら回ったのだけど、それなりに歩ける距離で10ヶ所ぐらいは回ったでしょうか。つらつら展示を見ながら。ただし、何ヶ所かは今週末から展覧会、というところがあったのだけど。(それでも強引にチラシを置いてもらったり・・・。)あるギャラリーではまたまた「監督さんが自らチラシを配ってるんですか」と驚かれてしまう。こうして対面しながらチラシを配ってると、話が出来ることもあるから、それはそれで楽しい。

映画美学校へ行って、試写用のテープを届ける。

慌てて家に帰って、原田さんと予告編の相談。今月中には出来るかなあ。

あれこれ歩いて、さすがに今日はちょっとくたびれた。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:30:46

コメント (2) »

  1. 初めまして。
    映画にちょこちょこでてきている今井家の娘です。
    父からDVDを手渡されて半年後にようやく見ることができたので、先ずは本田さんにお礼をいいたいと思って書き込みをさせて頂きます。(この場にふさわしくなければどうか削除願います・・・)
    自分はダム出身者なのですが、実際に再検地に越してすぐに寮に入り、東京に進学しました。撮影されている全てを経験していなかったため、その時間を埋め合わせてくれた感覚です。
    ダム関連の映画ですと、どうしても地元住民の悲しい気持ちの表現に走ってしまい、ダムっていけないものだという印象が強くなってしまうと感じているのですが、
    本作はPHスタジオのプロジェクトが大きく関わることによって、その悲しい気持ちを
    とても前向きに代弁して、しかも地元住民を巻き込んで、ちいさい祭りを作ってくれた、という点がとても清々しくてよいのだと思いました。
    また、それが美しく編集されていることは、地元住民も気持ちの整理ができるきっかけになったのかもしれない、とも思います。少なくとも、私はそうでした。
    なので、一言お礼を言いたいのです。ありがとうございます!
    現在東京在住ですので、上映初日にはご挨拶できれば、と思っています。

    コメント by imai nodoka — 2008/1/9 水曜日 @ 3:04:16

  2. >imai nodakaさん

    はじめまして。映画を作りながら、当事者の方にはどう見えるのだろうかと多少不安を感じていました。ですので、こういうふうに言ってもらって、ああ、作ってよかったなあ、と思っています。2~3月のどこかで、公開初日が決まると思いますので、ホームページでチェックしてみてください。また、ぜひぜひ周りの方々にお伝えくだされば幸いです。

    コメント by 本田孝義 — 2008/1/9 水曜日 @ 11:57:55

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