『グラン・トリノ』
予告編を見た時からただならぬ気配を感じて、見たくてしょうがなかった、クリント・イーストウッド監督・主演作『グラン・トリノ』を見た。予想にたがわず、傑作だった。いろんな人がいろんなことを書く、書いているだろうから僕があれこれ書くまでもない。見終わった時に思っていたのは、最近、「あれもこれも」映画に入れたがる人が多いけど、「あれとこれ」だけで映画になる、ということ。もう一つ。僕にとっては、アメリカのサバービア=郊外の傷んだ風景が心に沁みる映画だった。サバービアを舞台にした、最も重要な映画になっていると思う。
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