打ち合わせ
午後から横浜のザキ座にて、イセザキ映像祭の打ち合わせ。何人かの方が集まって、10日間の上映のスタッフ体制を確認。なんとかいけそうな気がする。(僕は10日間へばりつきですが。)それでも、いざ上映が始まってみるとどうなるか分からないからなあ。その後、喫茶店のまめやさんで打ち合わせ。具体的には来週、閉店後機材を設置してみて試写をすることに。
昨日、ふと思ったことがある。昨年末、今回のイベントの相談を受けた時に「面倒くさいなあ」とは思わず、プランを考えたのはどうしてだろう、と。僕自身は伊勢佐木商店街とは縁がなかったが、ザキ座のことは知っていた。商店街から映画館が消えて寂しい、という話を聞いた時に、僕は岡山市の表町商店街の千日前から映画館がなくなっていった光景を思い浮かべていた。僕が子どもの頃たまに行っていた映画館は全てなくなり(日活系の映画館は残っているのですが)、駐車場に姿を変えてしまった。僕の原風景が消えてしまったようで、寂しかった。けれども、なくなったのはそれなりの理由もあるわけで、単純に映画館が復活できるとも、すればいいとも思わないし、ただのノスタルジーで語ってみてもいけないのだろう。だけど、伊勢佐木商店街で、何か映像で賑わいを取り戻したい、という気持ちに感じることはあった。だから、じゃあ、今、何が必要なんだろうと思って、今回のプランを考えていった。何が正解かは分からないけれど、何かのヒントはあるはずだ、と今は思っている。
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