「雷電本紀」
飯嶋和一著「雷電本紀」を読み終わった。随分前に単行本を読んでいたのだけど、最近の相撲界の事件や朝青龍に対するバッシングや劇的な優勝などを見ていて、久しぶりに読んでみたくなったのだ。丹念な取材を元にかかれたディテールがやはり素晴らしい。前に読んだ時には、ひたすら化け物じみた強さの雷電が印象に残っていたのだけど、今回読んで、その強さゆえの寂しさが印象深かった。いい小説だと思う。
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2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。
飯嶋和一著「雷電本紀」を読み終わった。随分前に単行本を読んでいたのだけど、最近の相撲界の事件や朝青龍に対するバッシングや劇的な優勝などを見ていて、久しぶりに読んでみたくなったのだ。丹念な取材を元にかかれたディテールがやはり素晴らしい。前に読んだ時には、ひたすら化け物じみた強さの雷電が印象に残っていたのだけど、今回読んで、その強さゆえの寂しさが印象深かった。いい小説だと思う。
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