「葉桜の季節に君を想うということ」
「葉桜の季節に君を想うということ」という本は、書名のロマンチックな響きやいろんな賞をとっていたことから気になっていたミステリー小説だった。文庫本で読了。タイトルから勝手に叙情的な文章を想像していたら、全然、違った。一気読み、みたいな興奮はあまりなかったけど、どうなるんだろう、という興味は持続した。最後の最後で、「大どんでん返し」があるわけだけど、確かに驚くのだけど、どうも釈然としない。「だまされた」から不快というより、反則っぽいなあ、という感じか。意外と読後感も薄い気がするし。
寒い冬は苦手なせいか、どうも最近、出不精気味。
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