VIDEO ACT!ドキュメンタリー祭:6日目
今日も夜からVIDEO ACT!ドキュメンタリー祭へ。まずは『知っておこうよ!女性の年金』と『30年のシスターフッド~70年代ウーマンリブの女たち~』。まずまずの入場者数。前者は教材ビデオのようなものだけど、いい意味で勉強になる。後者は、とても貴重な作品だ、とあらためて思った。70年代の「運動」って、とかく男性目線で語られることが多いけど、女性の運動があったんだ、ということはきちんと記録されなければいけない。少し前の作品だけど、繰り返し見られればいい、と思う。世代が違う、山上さん、瀬山さんの共同監督、というのも良かったのだと思う。(トークを聞いてそう思いました。)
次に『新宿路上TV』と『今日も焙煎日和』。前者は1995年の作品なので、少し古いが、当時の新宿駅の様子を思い出させてくれた。新宿の地下通路にはダンボール村があったのだ。後者は、NPOもやいで取り組まれている、コーヒー焙煎のドキュメンタリー。監督は『あしがらさん』の飯田基晴さん。実に丁寧に、コーヒー焙煎の活動が描かれる。上映後のトークには、もやいの稲葉さんにも加わっていただく。1本目の監督・遠藤大輔さんも稲葉さんとは製作当時から面識があることもあって、13年の時間を経て、何が変わり、何が変わっていないか、という話になり、とても面白かった。特に稲葉さんが最後に、「貧困問題が拡大している」と言われたのは印象深い。このテーマは、ちょうど明日の上映につながっている。
またまた終電で帰りながら、なんだかんだと上映が明日までとなると、少しさびしさもある。明日は多くの人が来る予感があるのだが、はたして・・。
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