2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

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2008/7/4 金曜日

連絡/『ゆめみたか』

あれこれ連絡が立て込んだ。すんなり話が通ればいいが、相手がいなかったりでうまくいかないことも。そういう時はついいらいらしてしまう。それでも、某新聞記者の方と連絡がとれて、来週、取材を受けることになった。ありがたい。

午後3時半から『ゆめみたか』というドキュメンタリー映画の試写会に行った。監督は伊勢真一さん。伊勢監督はもうベテランなのかもしれないけれど、伊勢さん初の自主制作映画『奈緒ちゃん』の時、少しだけ宣伝のお手伝いをさせていただいた。以前所属していた会社を辞めて、やることもなくふらふらしていた時に、ひょんなことから上映をお手伝いすることになり、映画館で映画を公開する喜びも苦労もその時学ばせていただいた、という感じだ。一緒に作品の現場で働いたことはないのだけど、いつもいつも相談に乗っていただいている。また、今作もそうだけど、伊勢さんの作品の音響を担当されている米山さんの仕事にいつも刺激を受けていて、『船、山にのぼる』の音響をお願いした、ということもある。

前置きが長くなったけど、この映画、とにかく楽しく元気が出る。主人公・田川律さんの笑顔と歌声が心に残る。そう、いつでも伊勢さんの映画は見終わった時に少しだけ心が軽くなって、ああ、これからも生きていこう、と思わせてくれるのだった。こういうことは簡単なようで簡単じゃない。今作では「歌ってなんだろう」という深いところまで考えさせてもくれる。ああ、僕も音楽ドキュメンタリーを作ってみたいなあ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:27:25

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