掃除/「おたまじゃくしはかえるのこ」
いつの間にか事務所ではいらないものが次々とたまり、かなり醜いことになっていた。とりあえず、いらないものをゴミ袋につめて、整理整頓。と、いきたいのだが、まだ整頓まではいかないなあ。
夜、知人である俳優の河原田ヤスケさんが出演されている芝居、「おたまじゃくしはかえるのこ」を見に行った。
余談であるが、河原田さんとは予研=感染研裁判の関係で知り合って、いまだにお付き合いをさせていただいている。『船、山にのぼる』でナレーターを務めていただいた、川野誠一さんをご紹介いただいたのも河原田さんだった。小柄でけっして派手な役者さんではないけど、味のある、こういう方がいないと芝居が成立しない、と思わされる方だ。
さて、今日見たお芝居は、あまり演劇に詳しくない僕でも名前は知っている、別役実作。言葉のおかしさが転がっていく部分が多々あり、こういうのが演劇の醍醐味なんだろうなあ、と思う。ブラックな笑いを誘いながら、繰り広げられるのは不条理劇。ラストの背筋が凍るようなシーンは秀逸だった、と思う。河原田さんの警官役もよかったなあ。
僕は演劇はあまり見ないほうだけど、学生時代には結構、無茶苦茶な演劇も見たなあ。そういうのもまた見て見たい、気もする。
トラックバック URL :