チラシ入稿/『フクシマ2011』/連連影展
今日は『モバイルハウスのつくりかた』のチラシデータを印刷所に入稿。最近、映画のチラシも見かけ上派手な(印刷費が安くなったので、表裏カラーのものがぐっと増えた)ものが多いのだが、意外と紙が良くなかったりする。だから、今回もきちんとした印刷所に頼むことにした。今回で3回目。同じ印刷所だ。どういう仕上がりになるか楽しみ。
その後、『フクシマ2011 被曝に晒された人びとの記録』というドキュメンタリー映画を見た。タイトルも良くないと思うし、チラシのデザインも良くないが、新聞に大きな広告が出ていたりして、どうも良く分からない映画だったのだが、やはり映画は見てみなければ分からないものだ。僕はいい映画だと思った。もっと、扇情的な映画かと思っていたのだが、きちんと南相馬市の人びとの苦難に向き合った映画だった。特に印象に残ったのは(原発事故とは関係ないが)身元不明の遺骨をあずかっているお寺のシーン。こうした遺骨の映像は(僕はテレビをあまり見ていないので分からないのだが)ドキュメンタリー映画では初めて見た。また、予告編では仲代達矢のナレーションは重いなあ、と思っていたのだが、本編ではほかにも女性のナレーションが入っていて、最初違和感があったが、慣れるといい具合のバランスになっている、と思った。もうひとつ、(嫌に思っていたことばかり書くけど)休憩中にかかっていた、加藤登紀子の主題歌も嫌だったのだが、映画を見ると地元の詩人の詩に曲を付けたものだということが分かり、違う感じを持った。
さらに、夜は久しぶりに連連影展の山田プロジェクト『ここに心が』in Tokyo@早稲田奉仕園に行ってきた。岩手県山田町での活動が知れてよかった。
トラックバック URL :