第57回VIDEO ACT!上映会
今日の夜は、第57回VIDEO ACT!上映会でした。上映した作品は『動物たちの大震災-生きてきた、150日の日々-』(監督:宍戸大裕)と『子どもたちを放射能から守れ 福島のたたかい』(監督:湯本雅典)の2本。前者は震災後、被災地で動物保護に取り組む人たちと飼い主たちを描いた作品。宍戸さんはまだ撮影を続けていて、今後、長編化する予定だそうだ。被災地の動物たちのことは時々ニュースなどでもやっているが、こうしてあらためて見ると色々感じることがある。びっくりしたのは、仙台で見たものとおよそ全然違う作品になっていたこと。これだけ違うのだから、長編化にも期待したい。2本目は、原発事故後、国がまともな対応をしてこなかったことに不安と怒りを感じて立ち上がった福島の親たちの記録。テレビなどではそれこそ文部科学省まえでの劇的な場面ばかりがニュースになったが、それまでの道のり、考えなどを知ることが出来てよかった。監督の湯本さんは数年前まで、東京で小学校の先生をされていた方。今も悩みながら原発事故後の動きを撮り続けているそうだ。そちらもまた見れる日が来ることを願っています。
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