『1911』
今日は辛亥革命を描いた『1911』を見たのだが、正直、あまり面白くなかった。体調が悪かったせいもあるかもしれないけど。僕はジャッキー・チェンは好きなので、出演作100本目と聞いて、あらためてその偉業を思う。本作では総監督でもあり、主要な出演者でもあるのだが、いつものアクションはほぼ封印。そのことは寂しいけど、役者としての新しい面を見せたい意欲も分かる。けど、僕が中国の現代史に疎いせいもあるのだが、どうも大河ドラマ的な展開の中で登場人物たちの絡み方、描き方が平板で乗り切れなかった。特に、前半は革命の戦闘場面はそれなりに見せるのだが(それでもこれらのシーンもただ爆発が派手なだけで、今一つ熱くなれない)後半の皇室を含めた様々な人物たちの政治的な駆け引きをめぐるドラマは退屈だった。だから、総じてあまり面白く思えなかった・・・。
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