『LIFE IN A DAY』/作業
今日はまず、『LIFE IN A DAY』という映画を見に行った。このプロジェクトのことを聞いた時にまず驚いたのはプロデューサーがリドリー&トニー・スコットだったこと。だから俄然、興味は湧いたのだが、映画館で見るほどでもないか、とも思っていたりした。だけど、突然、見たくなった。映画はドキュメンタリー映画、と言っていいと思うのだけど、You tubeを通じて、2010年7月24日の一日の出来事を投稿してもらい、それを1本の映画としてまとめたもの。これが拾いもののようないい映画だった。バラバラな映像を90分ほどにつなぐと、さすがにしんどいだろうなと思っていたらさにあらず。中には明らかに映像作家らしき、しっかり撮られた映像もあるし(あらためてハイビジョン時代の映像の鮮明さを思う・・)ラフに撮られた映像もある。何が「映画」にしているかと言えば、編集と音楽と音響。まずは編集が素晴らしい。本作は基本的に日の出前から始まり、日付が変わる直前までの一日を大体時間通りにつないでいく。同じような映像(例:いろんな人起きる、歯を磨くなど)をテンポよくつなぐ鮮やかさ。(まぁ、あざとくもあるのだが・・。)音楽と音響が各々の映像をつないでいく、まさに映画の感覚。そうしているうちに、本作が奏でている、生命の愛おしさのようなものが立ちあがってくる。確かに世界中には多くの人がいる。文化も違う。それでも生きている。そんな当たり前のことが、342人の映像から確かに感じ取れる。もっとも、「映画」としてまとめてしまったことの一抹の不気味さもあるのだが。それにしても、同じような時期に3本もタイトルに「ライフ」とつく映画が公開される、というのは何かあるのでしょうか。(ただの偶然でしょうが、意味を感じなくもない。)
その後、事務所に行って、ひたすら作業。どうにか目処はついた、と思う。
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明日の上映:
●9月17日(土)19:30~
「首都圏路上ネットワーク」上映&製作者トーク
●場所:新・港村 スクール校舎(横浜市中区新港2-5)
(横浜みなとみらい線 馬車道駅6番出口[赤れんが倉庫口])
http://shinminatomura.com/access/index.html
●参加費:500円(参加費とは別に、新・港村パスポート料金が必要です。
一般当日 300円 / 大学生当日 250円 / 高校生当日 200円)
●問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
(045-228-7996 [ローポジション気付] )
jyouei@videoact.jp
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