新・港村 始まる
今日は午前中、先週、手術した我が家の猫・チャコちゃんの抜糸。1週間エリザベスカラーを着けていたので、傷口をなめるようなことなく、無事、抜糸はすんだ。
その後、再び、新・港村へ。今日が初日。会場の立て込みがかなりバタバタしていたので、電源周りが心配だったので、家から延長コード2本を持って行って正解だった。VIDEO ACT!は大丈夫だったのだけど、同じブース内のローポジションとI.TOONのモニター&デッキに電源が来ていなかったので延長コードを接続して、なんとか3つの映像が流れるようにはなった。時々、熱心に見てくださる方もいた。昨日はほとんど会場内を回れなかったので、その後、ゆっくり展示を見て回る。3名の写真家と八戸市民が共同で作った「八戸レビュー」はとても力強い、いい展示だった。地元の方が地元の人物を取材した文章を元に、写真家の方が撮影したのだそうだ。夜のレセプションには八戸市長も来られていた。(のを遠くから少しだけ覗いた。)もうひとつ、とても興味深いブースに、「最後のテレビ」https://sites.google.com/site/saigonotelevision/ があった。聞けば、アナログ放送終了にともなって、空いた1チャンネルを使って、微弱電波を飛ばし会場内でアナログテレビ放送をしているのだそうだ。確かに、アナログ放送波が空いたのは知っていたけど、そこで一種の海賊放送が出来るとこまでは考えていなかった。目から鱗が落ちる、とはこのこと。毛原大樹さんともいろんな話をさせてもらって刺激的だった。会期中、何かコラボ出来たら面白いのだけど。・・・と面白いことは多々あったのだが、正直言って、少し観客が少ないかな、とも思った。横浜トリエンナーレの会場はどうだったのか分からないけど。(もっとも、僕の勝手な印象では、アートに限らず、この夏の様々なイベント情報があまり流れてこず、昨年の夏とは何か違う静けさを感じている。もちろん、3・11の影響だと思うのだけどどうだろう。)夕方になって、会場は暑いし、そろそろ帰ろうかな、とぼうっとしていたら、「破片のきらめき」の監督高橋愼二さんがチラシを持ってこられた。今回の新・港村での上映スケジュールがなかなか決まらず、宣伝期間が一番短くなったのが「破片のきらめき」で、そういう意味で一番ご迷惑をかけてしまったのだけど、こうして上映日時入りのチラシをちゃんと届けてくださる誠実さはとてもうれしかった。しばし、高橋さんを会場内をご案内してから、帰路に着いた。
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